内田たもつだより
タイトル内田たもつだより
地区南知多町
発行その他
76
2019年4月14日
日本共産党南知多支部
資料 その1
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内容

内田たもつだより

内田たもつホームページ
http//uchida-tamotsu.jimdo.com

第76号
あなたの声をお寄せください。2019年4月14日

連絡先
〒470-3321 南知多町
内海内塩田77-3
(南知多町議会議員)
内田保
電話0569-62-1816
携帯090-2776-7529

発行 日本共産党南知多支部

幼児教育・保育の「無償化」、ホントにこれでいいの?

10月から幼児教育・保育を「無償化」するための「子ども子育て支援法改正案」が国会で審議中です。しかし、「無償化になるならうれしい」と言っていられない問題がたくさんあります。保育所に入れない待機児童は、国の調査(18年)で2万人近くいます。
認可保育所に入れず小規模施設などを利用する「隠れ待機児」も約7万人です。
国は、10月に消費税を8%から10%に引き上げの方針です。「幼児教育・保育の無償化」は、2年前の解散総選挙で安倍首相が突然発表し、まさに官邸主導で提案されたものです。この「無償化」は、、待機児童解消や保育士の質をおざなりにしたままでは、大変な混乱をもたらし、保育の崩壊をしかねない状況です。

南知多町の正規雇用保育士は約6割
保育士不足の解消と保育労働者の権利保障を

南知多町においては、待機児童問題・国の認可基準を満たさない保育施設はありませんが、保育士確保不足や非正規雇用が急速に拡大しています。特に保育士確保ができない状況です。担当課によると、約6割の正規雇用職員での対応とのことです。保育
の質と安定性を高めるためにも保育士の待遇改善が喫緊の課題です。全国的には全産業平均から月額10万円も低い賃金実態で、改善が必要です。
そして、休憩時間の保障や長時間の時間外労働は、4月からの36協定でしっかり守られることが必要であると考えます。

南知多町では、3歳児以上の無償化は293人

幼児教育無償化は、3歳から5歳までの子ども、住民税非課税世帯の0歳から2歳の子どもで、保育所、幼稚園、小規模保育事業やファミリーサポート事業などが対象です。認可保育園に入れず、認可外保育施設に入らざるを得なかった子どもの不利益に
ならないよう、「5年間は経過措置として、基準を満たしていない場合でも無償化の対象(内閣府)」になります。
南知多町に関係する施設は、6つの保育所と認定子ども園の知多大和幼稚園があり、3歳から5歳は293人(4月1日現在)、0歳から2歳は62人です。無償化対象は今のところ293人で、0歳から2歳児の対象者は未定です。

給食費月額400円より
もっと高くなる?

全国のほとんどの保育所では、すでに保育料は所得に応じて設定されており、生活保護世帯は無料など、低所得者ほど低くなっています。
一方、給食費の無償化は見送られ、実費徴収となることが予定されています。「無償」といいながら、今回3歳児以上の給食(おかず)の実費徴収が導入されるため、保護者の収入が低い世帯で負担が増えることが懸念されています。国は副食(おかず)月額4500円、主食(ご飯・パン)を3000円にする案を提示しています。
現在南知多町の一人あたりの給食費の徴収額は、0歳から2歳児は保育料に入っていて徴収していません。3歳から5歳児については、月に400円を主食費として徴収しているのみです。福祉課担当者によると、給食費として一人あたり月に約6000円かかっており、この徴収も可能になってきます。

国の制度案を南知多町にそのまま当てはめた徴収額
(保育料は無償化、給食費はそのままとすると)
3歳から5歳児6000円+400円
0歳から2歳児6000円
極端な場合は、3000円+4500円で
主・副食7500円徴収も可能

まだ、法案も検討中であり、現在福祉課において、非課税世帯まで給食費をとるのか、他市町の状況も合わせて検討していくとのことです。
給食費無償化は世界の流れです。若い世代が住みやすい町にするためには、南知多町において、給食費徴収が今の400円以上の負担を強いることはあってはならないと考えます。

公立保育所がなくなる?

「無償化」といっても国が全額出すわけではありません。「無償化」にかかる市町村の負担割合は私立は4分の1ですが、原則公立は全額自治体負担になります。(地方交付税措置化の計画はあり)公立が多いほど自治体負担が増える仕組みなので、公立つぶし、民営化が進むような制度です。これでは、保育が崩壊してしまいます。また、「無償化」の財源は消費税の増税分ですが、消費税は所得の低い人ほど重い負担になります。
「無償化」は税金の使い方を変えて、国が責任をもって行うべきです。保育の実施責任は自治体にあります。南知多町では、公立保育をしっかり貫くことがもとめられています。