• 南知多町  内田 保

4月27日 南知多町教育委員会会議報告 学校統合に向けて

       大井小・師崎小の統合計画案の論議進む

                   透明性のある計画論議を

           内田議員、2021年4月27日 南知多町教育委員会を傍聴

 

4月27日、南知多町教育委員会会議が開かれました。内田議員は今回も傍聴で学校統廃合等の教育行政の動きについて積極的な情報収集を実施しました。一部の議案・報告が、個人情報に係わる等で傍聴不可となりました。師崎小・大井小の統廃合をめぐる「再編委員会」と「再編検討部会」の設置と合わせ、今後の具体的計画が提案がされました。

 

師崎小学校と大井小学校の「南知多町小学校再編委員会」が設置

前日の4月26日の第1回の「南知多町小学校再編委員会」が設置されたことについて報告されました。

この委員会は、保護者・地域・学校・町長部局・教育委員会の代表の委員10名と7名の事務局で師崎小学校と大井小学校の統合についての基本方針や具体的な校歌・学校名・教育目標・校訓について具体的に検討するとしています。令和4年までに各部会での検討を経て5月、6月、8月、10月、1月の「再編委員会」の議論を経て策定されていきます。

 

     「小学校再編検討部会」で詳しい論議して「小学校再編委員会」に提案

 「再編委員会」の下「再編検討部会」が設置されます。そこでは、3部会を組織します。「検討部会」については、統合校の教職員と学校教育課職員をもって組織します。教育計画・施設・学校運営について個別の検討をして、「再編委員会」に提案していくとしています。

 

      当面統合校の校名決定に向けて児童・園児・地域住民の投票が

 今後、5月24日に第2回会議が開かれ、そこで、校名候補を複数決定し、その後6月頃から地域住民の投票にかけるとしています。

 統合校の校名案の選定方法として、大井・師崎地区の小学校の児童・保護者、師崎地区住民等から募り、再編委員会にかけられます。その後、複数候補案から児童・園児(師崎地区世帯)と師崎地区住民の投票結果を基に再編委員会にて協議し1つの校名候補を決定していきます。その後、教育委員会、町議会にて正式に校名が決定されていきます。

 

       「小学校再編委員会」は、傍聴席の確保で、傍聴は自由に! 

「再編委員会」はその目的と運営を「会議は円滑な開校のために協議し、その会議は、公開することとし、会議開催前に「お知らせ」を町のホームページに掲載し、傍聴については定員はないが、傍聴席が満員になったら入場を止める」としています。

また、委員長は、師崎区長鳥井敏政氏で副委員長は、大井小校長堀水英寿氏が選任されています。

傍聴は基本的に自由としていますが、傍聴についてはイスの数を増やし、地域住民が誰でも傍聴できるようにすべきです。入場を止める必要はありません。

 

      「小学校再編検討部会」も公開で傍聴の自由を!

南知多町の「小学校再編検討部会設置要領」では、部会の代表が学校教育課指導主事で、学校教育課長が会を招集するとしています。具体的な校名・校歌・教育方針・施設改修案の

閉校記念誌編集計画案、記念誌作成委員会組織案、スクールバス経路案等教職員や子どもたちへの一番身近な課題の原案を検討していく会議です。10名の再編委員会はどうしても形式的な会になりがちです。町民に統合の計画内容を始めから透明性をもって明らかにしていく上でも、再編検討部会の公開・傍聴はかかせません。公開・傍聴は、現在検討中との教育委員会の回答ですが、是非公開・傍聴を実現してもらいたいものです。

 

 

 

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