議員及び市民が自由に意見交換する議会報告会を開催
タイトル議員及び市民が自由に意見交換する議会報告会を開催
地区東浦町
発行東浦町会議員団報

2010年10月22日

資料 その1
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内容

議会改革先進自治体伊賀市では
議員及び市民が自由に意見交換する議会報告会を開催

 

東浦町議会の議会改革検討委員会は10月8日に三重県伊賀市を視察しました。伊賀市は平成16年11月に上野市、島ヶ原村、伊賀町、阿山町、大山田村、青山町の合併で誕生した人口10万人、面積558平方キロの市です。合併時の議員数は78名が、現在28名と3分の1近くに削減され、市民と議員の交流が希薄になっています。これをきっかけに、平成19年3月、議会基本条例を制定して、議会のあり方をはっきりさせることになりました。

 

伊賀市議会基本条例の7つの特徴

  1. 議会報告会議員が数人ずつ班を作って小学校区ごとに実施
  2. 一問一答と反問権付与議員の質問の形式、当局側からの反問を認める
  3. 政策の勉強会議会の開催前に、議案について調べる
  4. 政策討論会議会の前に、議案について全員で討論する
  5. 出前講座常任委員会において地域や市民団体の要請を受けて
  6. 議員の対応反対した議員の氏名、理由を議会だよりに載せる
  7. 議員定数、報酬

目玉の議会報告会

 

議会報告会は定例会の終了後に行い、議案について議会として報告を行うもの。質疑応答も含めて2時間で終わる。会運営は議員が手分けして行っている。会の内容の報告書を議長に提出する。

 

安本美栄子伊賀市議に聞く

 

議会の役割が市民によく理解されたことは大きな成果。議員自身大変忙しくなる。2足のわらじを履いていてはできない。当局に反問権を与えたことで、自己満足的な、お伺い的な一般質問はできなくなった。

 

東浦町議会の活性化の取り組み

  • 一般質問は一問一答で実施。ただし、1時間の時間制限。
  • 一般質問の内容を深めるために、質問通告に対する当局側の答弁書を事前に送付する。
  • 議案質疑を活発化するため、以前は議案説明と議案質疑が同日に行われていたものを、本会議初日に議案説明を行い、4日目に議案に対する質疑を行う。
  • それまで、予算・決算の歳入は総務委員会が一括審査していたものを各所管委員会に分割した。
  • 本会議での質疑は、大所高所からの政策的なものにし、細かな質問は各委員会において行なう。
  • 議会基本条例は検討課題。

 

 

 

町村議会の機能を高めるための方策
全国町村議会議長会編『議員必携』より

 

「けん制、批判、監視する」との立場から、議員の政策能力、特に条例発案能力を高め、住民の意向を反映した独自の条例の制定、条例案の審議能力を高め、必要によっては修正、付帯決議などして、住民の意思を十分に反映した議決を行う。予算などについても、修正する必要があるものはこれを修正し、決算も各種資料に基づいて、その行政効果を測定、評価する。また、請負契約などについても、十分審議を尽くし、報告あるいは公開を求め、質すべきは十分質し、少なくとも住民から不信を招くことのないようにする。

 

議会と首長との関係

 

議会は当該団体の重要な意思を決定し、執行機関を批判、監視する権限が与えられていることを再確認し、いやしくも長とのなれ合いに堕することがないように自戒し、是々非々に徹する必要がある。

 

議員定数

 

議員定数は、地方議会の根幹に触れる重要問題であるので、各自治体の独自の判断により、慎重に対処すべきである。その判断に当たっては、議会の機能は住民に代わってその町村の重要な意思、すなわちその町村の進路と運営の基本を決定し、その執行を批判、監視するところにあるので、その過程において広く住民の意思を反映することを基本理念としなければならない。そのためには、その機能が十分発揮される議員定数を確保すべきである。