内田たもつだより
タイトル内田たもつだより
地区南知多町
発行南知多読者ニュース
95
2019年9月15日
日本共産党南知多支部
資料 その1
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内容

内田たもつだより
日本共産党南知多支部
南知多町議会議員
内田保
470-3321
南知多町内海内塩田77の3
電話0569-62-1816
携帯090-2776-7529

内田たもつホームページ
http//uchida-tamotsu.jimdo.com

第95号あなたの声をお寄せください。2019年9月15日

労働条件は本当に良くなるのか?
2020年4月会計年度任用職員制度はじまる
地方公務員法や地方自治法などの法律の改正に伴い、令和2年4月より、「会計年度任用職員制度」が始まります。会計年度任用職員とは、1年間の任用職員のことです。臨時・非常勤職員の適正な任用・勤務条件の確保が目的ですが、本当にそのように活用されるのか、役場職員の働き方は、私たち町民へのサービスのあり方に関わる問題です。

役場で働くみなさんの
労働条件の改善に
つながるのか?
9月の全員協議会で、町当局より、来年から南知多町も会計年度任用職員制度を導入したいとして、H31年4月1日現在の非正規の役場職員150人(正規職員211人)の会計年度任用職員への移行の考えが示されました。ほとんどの非常勤職員を新しい制度に移行させるものですが、9月議会に重要な議案として提案されています。
町の非常勤職員(臨時・パート・嘱託)のほとんどを改正地方公務員法などに基づき新たに創設する会計年度任用職員とし、期末手当等を支給する内容で2020年4月の施行の予定です。
正規職員以上に人数が増え、町役場業務を支える非常勤職員の処遇悪化や雇い止めにつながらないかどうか、正規職員の置き換えにならないか、民間委託に道を開くものにならないかなど問題点も多く、慎重な議論が必要です。

南知多町の学校用務員
勤務時間15分の差で
ボーナス支給なし
現在の役場の労働者の中に明らかに差別と思われる任用として、学校用務員の働き方があります。4人の用務員は7時間45分勤務で正規採用、7人の用務員は7時間30分勤務で非正規です。南知多町はわざわざ15分の勤務時間に差をつけることで、同じ学校現場で変わらない仕事をしているのに正規の4人には、ボーナスを支払い、7人の方には支払っていません。それが当たり前のような働
き方になっています。

会計年度任用職員でも
フルタイム任用と
パートタイム任用に差別化
今回このような差別的なボーナスの扱いが、若干改善します。しかし、1番大きな問題点は、1年限定雇用の会計年度職員制度であることです。1年限りの雇用の労働者をフルタイム(7時間
45分で働く労働者)と、パートタイム(7時間45分より1分でも少ない労働者)とに分けて又新たな差別を導入することです。
フルタイム会計年度任用職員には、退職金、給料、旅費、手当を支給されるのに、パートタイム職員には、報酬、費用弁償、期末手当のみ支給されることになっているのです。社会保険でも、地方公務員共済組合に入れるのはフルタイム雇いだけです。現行職員の移行については、適正な勤務条件の確保や休暇制度の整備を行うことが法令上求められていますが、無権利状態におかれる可能性もあります。
パートタイムは「報酬」、つまり「職務に対する給付であって、生活給、生活を維持するために必要な給料ではない」という位置づけです。いわゆる日給月給で、1日当りいくらと決めて、何日
働いたからいくらとなる可能性が高いものです。「勤務日数に応じて、条例化すれば月給にしてもいい」となっていますが、条例化させないと月給として報酬を受け取ることができないのです。

南知多町は、パートタイムの
会計年度任用職員対応の
条例しかつくらない
問題は、保育士や保育所調理師、サービスセンター職員等の15名の方が、正規職員ではなく、臨時職員として本年度もフルタイムで働いている方がいます。にもかかわらず、南知多町の今回出されてきている条例案は、パート雇いに対応する会計年度任用職員条例しか提案されていません。退職金が発生するフルタイム制度は導入したくないのでしょうか。武豊町の9月議会には、フルタイム・パートタイムの二つの条例が提案されています。
9月2日の全員協議会で内田議員が質問すると「基本的にフルタイムの方は正規で雇っていく方向です」と副町長が答えました。本当に現在のフルタイムの臨時職員を正規雇いにするのでしょうか。9月議会での議論に注目していきたいものです。
住民サービスを基本とする役場職員の働き方の基本は、いつでも解雇できる働き方を増やすのではなく、安定して町民に向き合える正規職員の確保を町当局が基本に据えることです。