おおぶかわら版
タイトルおおぶかわら版
地区知多地区
発行大府かわら版
1315
2019年3月17日
日本共産党大府市議団
資料 その1
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内容

先生 忙しすぎ!!
3 月議会
一般質問
子どもに向き合える学校の職場環境を
久永かずえ市議が質問・提案

大府市議会の3月定例会で、日本共産党の久永かずえ市議は11日、一般質問に立ち、市内小中学校の教職員の働く環境の問題をとりあげ改善を求めました。

先生方の仕事が多すぎる 学校職場が忙し過ぎて「こんな状態で結婚して子育てなんてできるのか」「いつまで働けるのか」など悩みが深いと久永市議。異常な忙しさは子どもたちの教育に深刻な影響を与えかねないとして、実態を質しました。教員が分担する役割で、例えば環境整備では樹木剪定、花の植え替え、危険箇所修繕など多くの仕事がある学校。その軽減のため久永市議は、学校の環境整備を専門にする「学校環境整備員」の配置を提案しました。
教員増、授業数減らす方策を

教員の多忙は1日の授業数の増加が要因、と指摘した久永市議。1日に5~6コマと多くの授業をこなし、休憩を法律通りにとれば授業準備など必要な校務に充てられるのは25分しかない!
〈国統計〉
という全国の実態を示し〈※注❶〉、国が60年も前に定めた法律〈※注❷〉の「1日4コマ」という考え方に立ち戻り多忙化解消を進めることを求めました。
 
市内の小中学校担任が勤務時間内に、授業以外の校務に充てられる時間は、小学校3時間〈授業5時間〉、中学校3・5時間〈同4・5時間〉だ、と教育部長は答弁。しかし法定の休憩時間や給食の時間もあり実際の校務の時間は「小学校で1コマあるかないか〈0~1〉、中学校で1~2コマ」が実態です〈久永市議の聴き取り調査の結果〉。改善は急務です。

「多忙化解消プラン」どこまで
 県教委の「教員の多忙化解消プラン」〈2017年3月〉が言う「在校時間月80時間超の教員の割合」を「2019年度にゼ
ロ化する」という方針に対し、大府市での達成状況は、小学校が5%以下、中学校は20%以下〈教育部長答弁〉。久永市議は、教員が実際にどれだけ働いているのかを正確に把握するため、タイムカード等の早期導入を求めました。

教員の増員は考えないのか
教員の多忙化解消には教員増が不可欠と強調した久永市議。教員の1日8時間労働を守り勤務時間内に校務も終了するように、授業時間を「1日4コマ」とした場合、市内で必要となる教員数を質問。
教育部長は「把握していない」と答えました。さらに久永市議が「不足する教員を市独自で直接雇用し教員の多忙化解消につなげる考えは?」と質すと「市独自で直接雇用の考えはない」との答弁。
 
「教員が疲弊しては教育そのものがおろそかに」「持続可能な働き方改革」が必要〈教育長答弁〉、としながら「1日4コマでの必要教員数」は「把握していない」〈教育部長〉。でも「市独自の教員増は考えない」〈同前〉というのは、疑問ありです。
 
教職員が子どもの教育に専念できる環境づくりへ、久永かずえはこれからも頑張ります。

※注❶…久永市議が質問で提示した
    授業実態と改善策のパネル
関東地方の小学校教員からの聞き取りをもとに作成。法定
勤務時間〈午前8 時~午後4 時半〉を円グラフで表した。
 〈出典: 日本共産党の政策「教職員の働き方を変えたい」より〉

※注❷…国が60 年も前に定めた法律とは
公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する法律…1958 年制定 のことです。
法案作成に携わった文部官僚の説明では「1 教員あたりの標準指導時数」は「1 週24 時限をもって標準とした」「したがって1 日平均4 時限となるが、これは1 日の勤務時間8 時間のうち4 時間〈休憩時間含み〉を正規の教科指導にあて、残り4 時間を教科外指導のほか、指導のための準備整理、その他校務一般に充当するという考え方である」。
国は、せっかく決めたこの原則を1990 年代以降、投げ捨ててしまいました。