口蹄疫対策の強化に関する申し入れ
タイトル口蹄疫対策の強化に関する申し入れ
地区武豊町
投稿者梶田 稔
投稿日2010年06月01日

本文

6月1日、日本共産党武豊町議員団(団長・梶田稔議員)は、籾山芳輝町長に「口蹄疫対策の強化に関する申し入れ」を行いました。(別紙「申し入れ書」参照)
幸いにして、町内では口蹄疫感染の症状は生まれていませんが、畜産の盛んな知多地域の一角に位置する町であることから、発生原因と感染経路の早期解明と消毒薬などによる予防対策など、行政としても積極的な支援措置を講ずるよう求めています。
籾山町長は、「5月28日に町内の酪農・畜産農家でつくる武豊町酪農組合で、町内にある県西部家畜保健衛生所の専門員を招いて研修会をおこない、当面は自己防衛策として消石灰を10袋ずつ配布し、消毒と防疫に努めることを実施している。緊急事態が発生した場合には、町予算の予備費などを活用して町としても積極的に対策を講じたい。」と述べました。

以下、申し入れ文書

 

口蹄疫対策の強化に関する申し入れ

 

4月20日に確認された宮崎県の口蹄疫は、その後被害を広げ、これまでに口蹄疫に感染または感染の疑いがある家畜が見つかった農場などは200か所、処分の対象となった牛や豚などの家畜は14万5358頭にのぼり、わが国の畜産史上、経験したことのない非常事態となっています。
手塩にかけて飼育してきた家畜の殺処分を受ける被害畜産農家の苦悩は筆舌に尽くせないものがあります。関係市町村、宮崎県の懸命な防疫措置にもかかわらず、被害は拡大する一方で、政府は22日、被害の拡大阻止に向けて発生の集中した一定地域を対象に、全頭殺処分を前提にした家畜へのワクチン接種を開始していますが、周辺地域農家の不安は解消されていません。また、殺処分対象家畜の補償や今後の経営再建に対する支援など被害農家に対する支線措置も未だに十分とは言えません。
現在のところ被害は宮崎県内に限られていますが、今日の深刻な事態の広まりを踏まえ、また畜産業の盛んな知多地域の一角に位置する本町としても、域内・町内への感染を防止するための監視体制の強化をはかるとともに、万が一被害が発生した場合に、迅速なまん延防止対策や畜産農家への支援等が講じられるよう、下記の項目について申し入れるものです。

 



  1. 口蹄疫被害の拡大防止と域内・町内への病原体侵入を防ぐため、発生原因、感染経路の早期解明を国に強く求めるとともに、町内で牛・豚を飼育する全農家(乳用牛15戸、肉用牛12戸、採卵鶏3戸)に消毒薬や消毒槽などの消毒機材が行き渡るよう万全の対策を講ずること。
  2.  感染予防対策による経済的負担で農家経営に支障がでないよう必要に応じて農家に対する公費助成を検討すること。
  3. 農家の相談にのりながら、家畜の衛生管理や防疫に関する適切な指導・助言が行えるよう家畜防疫員の増員など、家畜保健衛生所の体制を強化するよう県に要請すること。
  4. 町内での被害発生に備え、各部局の連絡・調整を密にするとともに、被害発生を前提にしたまん延防止対策や畜産農家への支援策について検討すること。特に、埋却処分の土地の手当てについて事前の調整を行い、被害発生と同時に対応できるようにすること。
  5. 口蹄疫に関する正確な情報の広報・普及に努め、風評被害を未然に防止すること。
  6. 家畜伝染予防法の枠内では対応できない被害農家の経営再建等を支援するため、「口蹄疫問題特別措置法」(仮称)の早期制定を検討するよう国に強く求めること。

以上    

 

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