半田市:PCB処理施設問題のコーナー 半田市のページへ戻る戻る
日本車輌鰍ェ建設する営利目的のPCB処理施設の問題です。この問題については、このホームページのふれあい通信半田民報など各コーナーにも記事がありますので参照を。

【08・7・2】
5年半の「PCB」問題、監視委員会も解散
そして・・・誰もいなくなった

 6月24日、半田市PCB処理監視委員会が開かれました。日本車輌側から「PCB汚染の設備類は撤去し、福島県いわき市へ運んだ」との報告を受け、監視委員会もこの日を最後に解散しました。
 PCB廃棄物の処理施設建設計画が明るみになってから5年半、半田市はこれまで4、900万円余の税金を投入し、日本車両からの寄付金受入れ口座「環境保全基金」まで創設しましたが、25回を数えた監視委員会も一度も処理現場を見ることなく、総てが終わりました。
 一方、日本車両は、11号地に建設した処理施設建屋の跡利用には豊川市にある同社開発本部のうち3部門が移るとしています。また、PCB処理施設建設計画を押し進めた当時の社長をはじめ住民説明の最前線に立った専務や事業責任者、技術部長、企画営業グループ員など、声高に「無害化」「安全」を唱えた関係者のほとんどは、既に退任や退職等をしています。「環境機器本部」も消えました。
 そして今、残った事といえば、日本車両には巨額の損失額の計上と、半田市には市民に内在する住民パワーの存在でしょうか。
 日本共産党半田市議団は、議会内外でこの問題を追及、市民の皆さんと協力・共同し、PCB廃棄物の処理施設建設計画の断念・撤退に貢献しました。

【08・3・1】
「PCB廃棄物処理施設」問題報告集会開かれる
   主催:PCB処理を考える市民会議
 3月1日(土)、午後2時から4時半まで、半田勤労福祉会館(アイプラザ半田)で、表題の集会がおこなわれ、30人あまりの市民が集まりました。
 最初に主催者あいさつと経過報告を同市民会議の梅木公昭さんがおこない、日本車輌がPCB処理業務の廃止届け出をこの2月25日におこない、撤退することとなった経過を話しました。
 集会の第一部では、中京大学教授の中川武夫さん(日本科学者会議愛知県支部交通問題研究委員会アセスメント部会代表)から、環境問題についての県下を中心とした運動のあらましと、半田市におけるPCB処理施設撤退に追い込む市民の運動の成果を話しました。(右の写真は話をする中川武夫さん)
 第2部の討論では、はじめに会が予定した以下の各発言者から発言がありました。
■宮崎武雄さん=濱嶌弁護士のレポートについて紹介、及び株主代表訴訟について
■松本如美さん=日本共産党半田市議会議員、「半田市の市政(姿勢)について」(左の写真)
■松村 薫さん=情報公開について
 その後会場からの発言が相次いで活発な討論がおこなわれ、今回の市民運動の勝利の結果の意義が確認されました。
 会議の最後に、いまや汚染施設となった同施設のプラントの処理がすべて終了するまで、今後とも監視を続け、見届けていくことが確認されました。また、半田市と常滑市・武豊町・美浜町・南知多町で計画されている知多南部広域ゴミ処理で、半田市のクリーンセンターにガス化溶融炉の焼却施設を建設する計画があることが紹介され、この点でも運動を広げていくことが呼びかけられました。
<資料> 会場で配布された資料のうち2種類を紹介します
    ◆「市民運動、5年間の勝利」  PDFファイル
    ◆濱嶌将周弁護士のレポート  PDFファイル

【08・1・31】
PCB問題の報告集会を「市民会議」が企画
 PCB処理を考える市民会議は、日本車輌のPCB処理事業からの撤退表明を受けて、5年に及ぶ運動の成果を確認し、さらに今後施設の撤去作業含めて監視していくために、報告集会を下記のとおりおこないます。
日時:3月1日(土) 午後2時〜4時30分
場所:半田勤労福祉会館(アイプラザ半田)・・・半田市役所北隣
内容:第一部=中川武夫さん(中京大学教授)の話
    第二部=自由討論と交流


【08・1・31】
PCB処理を考える市民会議が、施設撤去計画に対する意見書を提出
   意見書文書  PDFファイル

【07・11・1】
日本車輌が、「PCB処理事業を断念」と発表 「ふれあい通信」PDFファイル
日本共産党、5年間市民と一緒に運動=「PCB廃棄物処理施設」問題に終止符
日本車輌「PCB処理事業断念」は当然!・・・(松本ことみ市議会議員談話)

【07・9・20】
処理施設が、汚染施設に!・・・・9月議会での松本ことみ市議の一般質問
 PCB処理施設の試運転で、クレハの試験薬にPCBが混在し、施設が汚染されたことを受けて、松本議員が市議会で質問しました。
 内容詳細 「ふれあい通信」07年9月23日 二面 PDFファイル

【07・8・20】
PCB処理施設、今度は、ドラム缶のズサン管理で腐食・廃液が漏洩、協定に違背
 日本車輌のPCB廃棄物処理施設で、8月3日今度は廃液保管のドラム缶腐食による内容液の漏洩「事故」がありました。
 これに対し、半田市は13日、「公害防止協定に違背している」として改善勧告をおこないました。
    内容詳細 「ふれあい通信」07年8月26日 一面  PDFファイル

【07・7・28】
PCB処理を考える市民会議が、県に対し設備変更問題で申し入れ
 日本車輌のPCB廃棄物処理施設の装置が無断で仕様変更されたいた問題で、日本車輌が県と協議したうえで虚偽の軽微変更届出書を提出いていたことについて、PCB処理を考える市民会議が、7月20日に愛知県に事実関係の調査などを申し入れました。
申入書全文・・・虚偽公文書に関する説明を求める申入書  PDFファイル

【07・7・11】
重大な「PCB検出」 次々とわき起こる疑問
なぜいまになって突然の発表か?? 「いつ」「なにがきっかけで」わかったのか??
やはり半田市民はモルモットにされていたのか!!?
 突然に公表された愛知県の「試運転時のトリクロロベンゼンからPCB検出」の発表に、素朴な疑問は尽きません。例えば、
●試薬について、当然、事前分析をし、処理後の結果の分析もしていたはず
 試運転時の試薬にPCBの混入を知らずに試運転に用いたのでしょうか。通常、自ら事前分析した上で、処理後の結果と突合せをし、分解できるかどうか、処理施設として試運転で確認するのではないのでしょうか。当然、処理前の試薬と処理後の分析結果を比較して、設備の分解処理能力を判断するものと考えるものですが、試薬の事前分析は行わずに試運転に用いていたとでも言うのでしょうか。もし、そうだとすると、通常では考えられないようなズサンな試運転ですが、やはり試運転結果を早急に公表すべきではないでしょうか。
●だから試運転結果の試験データを公表してこなかったのか・・・
 これまでにも、試運転結果の試験データの公表を求めてきました。が、「試運転の途中だ」として試験データの公表を拒んできたのです。
 例えば、繰り返された試運転の結果、PCBが検出されていた、ということはないでしょうか。もしも試運転結果からPCBの残留があれば当然知ることが出来ますし、そうだとしたら事前に原因を探り、その対策が講じていた、とは考えられないでしょうか。
 4月になって、爆発事故現場に遭遇した当事者から、「PCB含有の疑い」を指摘されてしまった…。試運転が繰り返し行われてきたのは、そうした対策の講じていたもの…?。
 あるいは、試運転時に用いる試薬に、既にPCBが含有していることを知っていながら、試運転に供していた、と言うことはないのでしょうか。もしも、そういうことであれば、当然ながら公害防止協定違反に当たりますが…。
●クレハは、「PCBは存在しない」と言っていたのに、なぜ2月に「危惧を抱いて」測定したのか
 (株)クレハは、今回の事件をHPで釈明していますが、製品のトリクロロベンゼンに「PCBが存在するとの認識がない」のに、何故、本年2月頃に「P CB生成の危惧」をいだいて測定するに至ったのでしょうか。
 「存在する」認識があれば、常にその対応策を講じているでしょうが、クレハは「元々、製品中にPCBは存在しないと認識していた」と言う中で、あえて今回、製造薬品に対して「危惧を抱いた」という正反対の認識に至った直接の原因は何だろうか、と考えてしまいます。
 「PCBが存在していた」結果として、考えられる原因を述べていますが、それは「存在」に至ったの可能性としてであり、本年2月の危惧をいだき、調査するに突き動かされた大元の原因は語っていないのです。
●「周辺環境への影響はない」と言うが、何を根拠に言うのか
 日本車両は「周辺環境への影響はない」と言いますが、具体的にどういう事を持って「影響はない」と明言されているのでしょうか。
 何度か繰り返されたそれぞれの試運転の際には、PCBを含む試薬が使用されていたことであり、実際の本格処理過程と同様に汚染防護服を着込んで作業をしていたのでしょうか。作業者の健康診断は、爆発事故にあった当事者のみなのか、試運転時の従事者全員なのでしょうカヽ。
●県は、「日本車輌に伝えた」だけの対応でいいのか!!
 4月にPCB含有の可能性を指摘された時点で、許認可権限を持つ県の立場からすれば、県民生活に責任のある対応が求められるはずですが、県自身は「日本車両に伝えた」以外に、日本車両の報告待ちでなく自ら分析を進めるとか、どのような対応をしていたのでしょうか。また、半田市(民)には7月5日の県の公表以前に、これらの状況は情報としてどれほど伝えられていたのでしょうか。
●事故の結果、PCBが分解できない施設であることがわかってしまったのでは?
 本来は、非PCB油の試運転のはずでしたが、PCB混入試薬で試運転をしてしまい、それでも処理結果にPCB残留があるということは、改めてPCBが処理できる施設なのでしょうか。

 PCB混入製品によって「PCB汚染施設」になった日本車両の廃棄物処理施設。また、私たち半田市民のみならず、クレハの工業薬品はPCBを全国に拡散し、環境省や経済産業省など国による対応策を講じるまでに拡がっています。国や愛知県、そして日本車両においては、「爆発事故」問題から今回の「PCB検出」という事態に発展した、その経過と実態の解明が早く明らかにしていただくことであり、一刻も早い安心・安全の対策が待たれるところではないでしょうか。

【07・7・6】
昨年11月の爆発事故で、PCBが検出されていた
試運転に使った工業薬品=トリクロロベンゼンにPCB含有

 6日付け新聞各紙は、半田市の日本車輌(株)PCB廃棄物処理施設での、昨年11月に起きた爆発事故の際、使用していないはずのPCBが検出されたことを、愛知県が発表したと報道しました。
 日本車輌は、PCB廃棄物処理施設の試運転に、PCBのかわりに分子構造がにているトリクロロベンゼンを使用しました。ところが、このトリクロロベンゼンに、人体や環境に被害を及ぼすおそれのある「特別管理産業廃棄物」の基準となる1キロあたり0・5ミリグラムを越える9・6〜11・0ミリグラムのPCBを検出したものです。
 この件が発見されたのは、爆発事故の際負傷した同施設の作業員の男性が、愛知県などに提出した分析データでPCBが検出されたことから、県から指摘された日本車輌が調査した結果判明したものです。
 トリクロロベンゼンは、樹脂などの補助原料として使われ、化学メーカーの「クレハ」が製造したもので、同社は「製造過程でPCBが生成されてしまった可能性は否定できない。」として、製品の回収をおこなうことにしています。
日本共産党市議団の追及で「事故隠し」が発覚
 今回のPCB検出は、昨年11月に起きた爆発事故を、日本車輌がひた隠しにしていたものを、日本共産党知多地区委員会への告発にもとづいて、党市議団が追及してはじめて発覚したものです。この時から、日本共産党は「PCBを使用していたのではないか」という疑いも含めて追及しましたが、日本車輌側は「非PCB」材料を使用していると述べていました。たびかさなる日本車輌の不祥事からも、危険物を扱う資格も能力もない企業であることが明らかとなりました。日本車輌はただちにPCB廃棄物処理施設計画を撤回すべきです。

愛知県の発表と、半田市の市議会議員への連絡
 半田市:榊原伊三市長は、以下の連絡を7月5日、市議会議長あて送付しました
<非PCB試験物負荷試運転時に使用した試運転材料(トリクロロベンゼン)からのPCBの検出について>
 このことについて、(株)クレハが製造販売した市販工業製品であるトリクロロベンゼンから、平成19年7月5日付け、愛知県の発表のとおり、PCBが検出され、その製品を日本車輌PCB廃棄物処理施設試運転において使用していたことが判明しましたのでご報告します。
 なお、PCBについては、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律に基づき、製造等が制限(実質禁止)されています。
 日本車輌PCB廃棄物処理施設の今後については、愛知県と協議し、対応してまいります。
 また、詳細につきましては愛知県から状況を確認の上、7月13日(金)に開催の衣浦港3号地廃棄物最終処分場整備事業説明会終了後に、報告させていただきます。

<愛知県環境部資源循環推進課 産業廃棄物グループ>の発表文書 (2007年7月5日)
 市販工業製品のトリクロロベンゼンからのPCB検出について
◎日本車輌製造株式会社から、6月11日に、非PCB負荷試験に使用した株式会社クレハが製造販売した市販工業製品であるトリクロロベンゼンから、PCBが9・7r/s検出されたとの報告がありました。
◎これを受けて、本県では、当該トリクロロベンゼン(2検体)について分析をしたところ、PCBが9・7r/s、11・0r/s検出されました。(特別理産業廃棄物【廃油】に該当するか否かを判断する基準は、PCB含有物量として0・5r/s)
◎このため本県としては、当該トリクロロベンゼンが一般に市販されている工業製品であることから、全国的に対応する必要があると判断し、直ちに環境省に適切に対応されるよう申し入れました。
 また、株式会社クレハに対して同製品の県内での販売先リスト及び対応策の提出を指示しました。
◎なお、日本車輌製造株式会社に対しては、PCBによる周辺環境への影響や作業者への健康影響について報告を求めるとともに、PCBに汚染された施設等を適正に管理するよう指示しました。
 同社からは、周辺環境への影響はなく、また、作業者への健康調査を今後実施していくとの報告を受けております。
◎また、株式会社クレハからの報告書により、県内での使用者が判明した場合には、直ちに使用を禁止するよう指導します。
(参考)トリクロロベンゼンは、樹脂等の原料として使用されています。

【07・7・5】
爆発した日本車輌PCB処理施設
安全対策改善計画 半年経っても未提出
 愛知民報:7月8日付けより転載(松本ことみ市議に聞く)  PDFファイル

07・6・24
処理技術は未成熟?! PCB処理ができず、「触媒」を検討中
6月議会における、松本ことみ市議の一般質問 「ふれあい通信」6月24日号より PDFファイル

【07・6・15】
平成19年度第一回愛知県PCB廃棄物処理施設 環境モニタリング調査結果等検討会議
  平成19年6月14日(木) 愛知県自治センターにておこなわれた同上会議での配付資料
 資料3:日本車輌製造株式会社のPCB廃棄物処理施設に係わるトラブルについて  PDFファイル
   PCB処理施設でおきた事故、トラブル等の概要が整理された資料です。

【07・3・1】
PCB施設、配管104ヶ所で腐食が判明
 日本車輌のPCB処理施設は、労災事故隠しなどの問題で試運転の中止が命令されていますが、その後も、配水管からの水漏れ72ヶ所が発覚しました。これに対しては、「PCB処理を考える市民会議」が、市長に対して事実経過など詳細内容を求めていました。それに対する2月15日の半田市長からの回答は、以下のとおりです。
 申し入れに対する市長からの回答  PDFファイル
 このほど、さらに32ヶ所も腐食していたことが市の立ち入り調査で明らかとなりました。
 今回の問題を受け、「PCB処理を考える市民会議」は、市と市PCB処理監視委員会に対して要望書を提出し、すみやかに同監視委員会を開き、日本車輌に対して過去2回の総合調整試運転の全データ開示、昨年10月に温度が千度近くまで上昇した反応器の内部の変形の有無を立ち入り調査を求めています。
PCB処理に関わるほとんどの担当役員の人事異動と降格が突然おこなわれる。不祥事に対する処分はどうなっているのか。
 このような人事体制を敷く日本車輌は、本当に市民の安全に責任が負えるのだろうか。
 以上のことについて、同市民会議は、以下の申入書を提出しました。
 2月28日付け「半田市PCB処理監視委員会」への申入書(PCB処理を考える市民会議)  PDFファイル

【07・2・6】
PCB処理施設で配管水漏れ。PCB処理を考える市民会議が、市長に申し入れを提出。
   申し入れ書全文  PDFファイル

【07・1・7】
PCB処理施設への試運転停止命令
日本共産党の松本ことみ市議の追及で初めて事故が明るみになる
   半田民報 07年1月号 PDFファイル

06・12・22
PCB施設、試運転の停止を半田市が命令
日本共産党の追求が発端になり、事故隠しが露呈。
このような企業に危険物処理はまかせられない。
施設運用を承認した半田市・愛知県の責任も重大。

 半田市は、21日、日本車輌(株)に対し、PCB処理施設で起きた人身事故に関し、試運転の中止を命令しました。
 11月6日に発生した原水タンクガス噴出により作業員一人が負傷し入院していました。ところが日本車輌は事故の報告をしませんでした。また、PCB処理を考える市民団体の指摘で半田市が日本車輌に問い合わせたときには事故を否定。一方で、匿名で日本共産党知多地区委員会に事故の告発が2件あり、その情報にもとづいて、日本共産党半田市議団が独自の調査をおこない、それにもとづいて、12月6日に松本ことみ市議が12月議会一般質問でとりあげました。
 この質問にもとづいて半田市がPCB処理施設に立ち入り調査をした12月8日になって初めて事故を認めましたが、その時は「ケガをした作業員は翌日から出勤している」とこれまたウソの報告を口頭でおこなう始末でした。
 半田市長の日本車輌(株)に対する命令書では次のように述べています。
1)違背理由(公害防止協定第15条1項にもとづく試運転の一時停止等について=命令)
 平成18年11月6日に発生した原水タンクの発火事故は、危険を防止するための措置を講ずることを定めた労働安全衛生法に違反するものであり、関係法令の遵守等を定めた公害防止協定第1条第2項に違背するものである。
 また、当該事故は、公害防止協定第10条第2項に規定する火災、事故等の発生であり、事故発生から一ヶ月余を経てからの報告は、速やかに原因および対策をおこない、遅滞なく半田市及び関係機関に報告しなければならないとした同条例同項の規定に違背するものである。
 さらに、本市からの再三にわたる問い合わせにもかかわらず事故発生について報告がなかったことは、市からの報告の求めに対し協力することを定めた公害防止協定第16条および平成18年2月17日付けの公害防止協定にもとづく指示に違背するものである。
2)命令事項
   (大要)  施設の安全確認と全従業員への安全衛生、法令遵守の教育・研修を実施し、視聴が適切と認めるまで試運転を一時停止すること。
 事故やその対応など情報公開徹底。
以上を命令しました。

【06・12・15】
事故隠ぺい許さず!
松本ことみ市議の12月議会での指摘で初めて明るみに

松本市議の質問大要(ふれあい通信) 一面   二面   PDFファイル
新聞各紙がいっせいに日本車輌の対応を批判

◎「火災」消防に伝えず、協定違反、虚偽説明も・・・・朝日新聞:12・15付け
◎企業体質批判相次ぐ・・・中日新聞:12・15付け
◆日本共産党の事務所への匿名の告発と、それにもとづく松本市議の12月6日市議会一般質問をおこなうまで事故発生を隠す
  市も「報告を受けていない」と答弁。
◆12月8日、市と県の立ち入り調査に対し、「ケガをした作業員は翌日に仕事に復帰した」(朝日新聞:12月9日付け記事)と初めて事故の事実を認め、しかも虚偽の報告。実は、4日間の入院であった。
◆半田市PCB処理監視委員会は「重大事故」と指摘

 12月14日におこなわれた半田市PCB処理監視委員会では、次のような指摘がされたことが報道されています
(1)日本車輌の事故への認識、判断が問題。ガスに引火した今回の事故を、「火災」として消防に連絡していなかった。
(2)今回の事故によるタンクの変形を「昨年のトラブルが原因」と偽っていた
(3)施設内の工事について、可燃物への注意など、化学工場では常識的な細かい指示がされていなかった。
(4)同社の処理技術に対する根本的疑問
 「きちんと稼働していけるか、実際に運転された海外からのデータを取り寄せる必要がでてくるかもしれない」
 「本当にPCB処理をまかせても大丈夫か」
 「専門家がいないから、何が問題かも気づかない」
◆市監視委員会は、公害防止協定に違反した今回の事故に対し、早急に協定にもとづいた措置をとると表明

【06・12・9】
PCB処理施設で事故発生、
日本車輌(株)は松本ことみ市議が市議会で追及するまで事故報告をせず

 11月6日、日本車輌(株)のPCB処理施設で事故がありました。会社側の説明によると、原水タンクの装置周辺で、下請け会社の作業員が配管を溶接中に黒煙が噴き出し、作業員が煙を吸い込んで診療を受けたとのこと。
日本共産党知多地区委員会へ匿名の告発が
 この事故の後、電話による匿名の告発が2名の方から日本共産党知多地区委員会にありました。これを受けて同地区委員会では、半田市議団と独自の調査を開始。12月議会の一般質問で松本ことみ市議がこの問題をとりあげました。
松本ことみ市議の質問で、日本車輌(株)はあわてて事故報告を提出
 12月6日の半田市議会12月議会の一般質問で、日本共産党の松本ことみ市議がこの問題をとりあげ質問。「日本共産党知多地区委員会に2名の方から匿名の告発があったが、事実を知っているか」との質問に、市の担当者は「日本車輌からは報告を受けておりません」と答弁。
日本共産党市議団は、半田労働基準監督署へ立ち入り調査を要請
 日本共産党市議団は、12月8日、半田労基署へ次の3点の要望書を提出して、立ち入り調査を求めました。(写真、左から松本ことみ市議、山内さとる市議、榊原勝彦さん)
 (1)11月以降、日本車輌からPCB処理施設における事故報告は出されているか
 (2)貴職にも事故情報が届けられる等で、PCB処理施設に対して貴職が立ち入り、あるいは訪問されたでしょうか
 (3)「事故があり、けが人が出た」との匿名情報の真偽を確認していただきたく、PCB処理施設への立ち入り調査をお願いします
      <要請書全文>  PDFファイル
 同時にこの日、松本議員の質問を受けて、愛知県と半田市が同施設の立ち入り検査をおこない、その場で口頭で同施設側は事故のあったことを認めました。また、半田労基署へも報告しました。しかし、この時点ですでに事故があってから一ヶ月を経過しています。
やはり信用できない「事故を隠す」日本車輌(株)
これで本当に半田市は責任が持てるのでしょうか

 半田市議会は、今年3月、無届け改造をおこなう日本車輌の企業モラルを問う意見書を全会一致で採択しています。
 半田市と日本車輌(株)の間では、事の軽重にかかわらず施設内のトラブルはすべてすぐに報告することが確認されています。市民の安全に重大な影響を及ぼす可能性のあるこのような施設では、情報公開や安全対策、事故の際のすみやかな報告と対処は当然の企業の義務です。しかし、一連の経過は、あきらかに「事故隠し」がおこなわれたことを示しています。
 今回の事故で、いっそうPCB処理施設が本当に安全に運営できるのかが根本から問われることになりました。PCBという処理困難物を扱う企業がこのような姿勢では、「市民の安全無視のもうけ本位」と言われても仕方ありません。また、この施設建設を安易に許可した半田市の責任も問われます。
【06・11・19】
市PCB監視委員会開かれず!  日本車輌「安定的なデータ出ず」と再再度の試験
   ふれあい通信(06年11月19日付け)  一面  二面  PDFファイル

【06・7・21】
日本車輌も株主総会
企業活動に問われる様々な事件や不祥事が議論に。PCB処理事業を問う声も。
  ふれあい通信642号  一面  二面  PDFファイル

【06・5・29】
日本車輌:PCB廃棄物無害化処理施設(日本車輌エコセンター)現地調査
 日本共産党の八田ひろ子前参議院議員と、松本如美と山内悟半田市議会議員は、29日、半田市にある日本車輌(株)のPCB処理施設を訪れ、現地調査をおこないました。
 PCBは絶縁性や不燃性に優れ、電気機器をはじめ幅広い用途に使用されていました。しかし、カネミ油症事件でその毒性が社会問題化し、脂肪に溶けやすく体内に徐々に蓄積して様々な症状を引き起こすことから、製造が禁止されました。国は2001年6月にPCBを処理するための特別措置法をつくり、国主導で全国5ヶ所に広域処理整備をすすめてきました。こうした中で2002年秋、日本車輌(株)が全国で初めて営利を目的としたPCB破棄物の処理施設の建設計画が明らかとなり、わずかな住民説明会も早々に打ち切り、2005年9月処理施設は強引に建設されました。
 日本共産党半田市議団は、処理困難物として特別管理産業廃棄物に指定されているPCB破棄物処理に、日本車輌がこれにふさわしい起業か、事業計画が明るみになった当初から日本車輌の企業姿勢とずさんな処理事業計画をきびしく追及してきました。今なお住民説明会で市民に運搬と施設の安全性を強調した鉄道輸送はまったく見通しがなく、特定事業所のPCBの処理物限定も曖昧です。また、日本共産党半田市議団は、愛知県に対して処理施設の許可取り消しを求める訴訟など、市民団体との協同をすすめ、この中で今年2月に市民団体が、廃棄物処理事業にあるまじき、県に提出した許可図面と違う設備に無許可改造や無届け変更がおこなわれていた事実をあきらかにしました。
 市民のPCB処理に対する不安や、施設の安全性を危惧する声は強く、3月市議会では、議会も「PCB処理に企業責任の欠如」と、企業倫理の確立とその責任を求める決議を全会一致で採択しました。
 今回の現地調査では、工場内の全工程について案内にもとづいて視察し、無許可図面で建設したものをどのように改善などをしたか、日本車輌(株)の担当者から説明を受けました。
 八田ひろ子前参議院議員は、この日の現地調査で「事故は人の手によって起こるのが常。処理施設には監視カメラが少なく、死角になる部分が多い。処理事業者の多くは協力会社の社員というが、日本車輌が責任を持つべきだ。安全性の確保を強く求める。」と強く要請しました。

06・4・22
日本車輌系企業が茨城で大規模なPCB処理施設を計画
半田市とは大違い、市長「賛同は得られない。反対!」と表明
 日本車輌など三社が出資して設立した「エコロジック・ジャパン」が、茨城県北部、常陸大宮市と常陸太田市にまたがる工場団地内でPCB処理施設の建設を計画しています。
 茨城県常陸大宮市長は、「地域住民による賛同を得られない。反対の立場をとらざるを得ない」とする意見書を提出しました。常陸太田市長も「健康被害を及ぼすものについては同意できない」旨の意見書を茨城県知事に提出しました。
 危険で、くり返し住民に説明できない事態をつくっている日本車輌のPCB処理施設を安易に受け入れた半田市の市長とはまったく違う対応です。
「漏れたら、市の責任だ!」・・・とんでもないことを主張する「エコロジック・ジャパン」社長
 茨城県の「エコロジック・ジャパン」社の小川社長は、常陸太田市の日本共産党議員に内容証明郵便を送ってきました。その中身は驚くべきものです。
 曰く「党本部の国会議員はPCB特別措置法を賛成しているのに、なぜ地方議員は反対するのか。・・・先生の活動により、保管されているPCBが老朽化等で漏れ、土壌汚染など住民に被害が出たら、国・県・自治体はもとより、共産党が将来にわたって責任を負う立場になられることを認識ください・・・」
 さらに、常陸太田市へは、小川社長が市役所へ出向き、「漏れ出たら行政の責任だ。」「わかったか!」等々、脅しとも言える言動。
 どうも、この日本車輌の企業体質は、企業としてのモラルに完全に欠けるものと言わざるを得ないようです。
  詳細は、下のボタンをクリックして、「ふれあい通信」No.631(06年4月23日付け)をご覧ください。
    ふれあい通信 一面 二面  PDFファイル

【06・3・31】
PCB廃棄物処理施設の許可取り消し訴訟
名地裁「取り消しまでに至らず」
「環境への悪化は、6・4qの範囲」と認定
 日本車輌が愛知県に申請したPCB廃棄物処理施設の設置許可取り消しを求める住民訴訟の判決が、3月29日に名古屋地方裁判所でありました。
 この日の判決で、加藤裁判長は「専門知識を有する者で構成する審査会に過誤はなく、これに基づく県の許可は違法とは言えない」と言うものでした。このことは裁判所自らが、廃棄物処理施設が許可に至る経過や、科学的に処理施設に安全性が担保されている等と検証せず、もっぱら県の審査会の結論に過誤はない、と追認したものです。しかし、審査会の議論は「ある委員が疑問点を指摘する。それに県側が答える」程度で、審査会全休として検証したとは言いがたい内容でした。それぞれの分野の専門家によって検証されたと言いますが、専門分野の違う委員間の議論=審査会としての検鉦は疑問です、被告側証人の成瀬一郎氏自身も8回の審査会のうち3回を欠席し、「欠席時は、送付される資料に指摘点があれば事務局に伝え、後日の議事録で概要を把握した」程度と述べています。
 この判決を受けて、原告の1人である宮崎武雄さんは「県の審査会のあり方が問題であったが、認められず残念だ。裁判所が処理施設をめぐる科学論争を避けた。施設は依然として安全性こ問題がある、何としても本格稼動を止めさせたい、控訴を検討する」と記者会見しました。PCB廃棄物の処理施設をめぐっては、処理施設自体の安全性をはじめ、市民からは廃棄物処理への生活環境に不安や危惧などの声が後を断ちませんでした、住民説明会はわずか7回、それも一方的に打ち切られました。
再び問われる、日本車輌の説明会
 この住民訴訟で、被告側の愛知県は「被害がおよぷ想定は半径450m程度」とし、原告らに訴えの適格性がないと固執していましたが、加藤裁判長は「火災や爆発などの際、放出される有害物質による悪影響は市街地を含む広範囲に拡散される可能性が高い」と、原告としての的確|生を認われることを示しています。ヤミ図面による無届け・無許可改造を繰り返していた日本車両の市民への説明責任として、「工場へ来てもらえば説明する」程度の姑息な対応は許されません。
日本車輌の「企業倫理の確立と責任を求める決議、県へ「意見書」提出
 半田市議会は、3月議会最終日の24日、日本車両に対して「企業としての倫理確立と責任を求める決議」を全会一致で採択しました、この中で「社会的責任が欠如している企業に、果たしてPCB廃棄物が安全に処理できるのか、大いに疑問」が残る」とし「企業の責任、姿勢が明確になるまで創業をしないこと」としています。また、許可を出した愛知県に対しても、議会として「監視を強めること」など4点にわたる意見書の提出を採択しました。

PCB廃棄物処理施設を設置する日本車輛製造(株)に
                  企業としての倫理の確立と責任を求める決議


 平成16年8月、日本車輛製造(株)によるPCB廃棄物処理施設が、愛知県の設置許可を受け翌年9月に完成した。半田市にPCB廃棄物処理施設を建設することについては、市民をはじめ議会においても、賛否両論様々な意見があった。
 しかし、半田市議会としては、20世紀負の遺産であるPCBについては、速やかな処理が必要と建設とは別の意味で注視してきたところである。
 しかるに今回、日本車輛製造(株)は、愛知県に提出した許可図面とは違う装置や、無届けによる装置を設置していたことが明らかとなり、市民への不安は増大し、その責任は重大である。半田市としてもこれまで法令遵守に関する認識不足を指摘し、住民への不安解消に全力をと指摘してきたところであるが、市民への説明も1か月経過してやっと3月16日にPCB処理監視委員会への報告がされた。この様な対応の遅さに憤りを覚えるものであり、問題の重大性を認知していない対応は情けない結果であるといわざるを得ない。
 社会的責任が欠如している企業に、果たしてPCB廃棄物処理が安全に運営できるか大いに疑問の残るところである。
 半田市議会としては、市民の不安解消を第一とし、12万市民の安心と安全を守る声の代弁者として、この様な不祥事を二度と起こさないこと。今回の改造経過を明らかにし、住民への説明責任を果たすこと。今後、常に事業経過を明らかにし、企業の責任、姿勢が明確になるまで操業しないことを強く求める。
                                            以上、決議する。
   平成18年3月24日   半田市議会

【06・3・31】
問われる、日本車輌への対応=PCB処理施設「無許可・無届け改造」問題
 <以下は、3月議会での松本ことみ議員の質問より>
 質問:日本車両は、ヤミ図面での設備改造や無許可・無届けで設備改造をしていた。2枚の図面の存在は、「PCB処理を考える市民会議jが、膨大な資料から丹念に調べ見つけた違法改造をす現物だ。「PCB廃棄物」は、厳しい法律の元で処理業を義務付けているが、半田市は、改造問題とその報告をどう受け止め、どう対応したか。
 答弁:「市民会議」の指摘を受け、事の重大性から日本車両に確認を求めた。翌日、県と立ち入り事実を確認し、協定に基づき4点を指示した。
 質問:改造問題の発覚から2週間を過ぎて「報告書」が出たが、半田市PCB監視委員会としてどう議諭し対処されたか。公害防止協定第16条に基づく立ち入り検査はしたか。
 答弁:今回の事態を各委員に文書で報告した。3月16日に愛知県と日本車輌から説明を受け、今後の対応を協議する。 
 質問:PCB廃棄物には処理が進まなかった歴史的経緯があり、一私企業の営利事業にとどまらない。市民への説明責任を果たし、日本車両に無許可・無届け改造の全容を明らかにさせることが必要ではないか。
 答弁:日本車両自身が、今回の事態を明らかにし、説明する必要があると考えている。
 質問:「過熱器」は主要な処理設備で、変更には許可申請すべきもの。「洗浄施設」は住民説明もされておらず、日車自身も「変更許可が必要だった」と認めている。住民説明会を求めるべきではないか。
 答弁:説明会は県条例で定めがある。軽微に当たるかどうかは県の判断だが、軽微変更の説明は義務付けていない。必要な状況になれば事業者がやることだ。
 質問:日本車両がやらなければ、市が主催し日本車両に住民説明会のやり直しをさせるべきだ。
 答弁:「出前説明会を含めて対応する」という。協定に基づく住民説明会の開催を指示する考えはない。
 質問:「加熱器を改造し、性能を向上させた」と言うが、元に戻したら性能が落ちるのではないのか、市として、むしろ変更事由を住民に説明させるのが普通だ。『何故、改造したのか』の説明もないまま元に戻させるのか。
 答弁:県条例に基づく許可が前提であり、申請どおりでなければ元に戻すのが基本だ。
 質問:「法に基づく許可」と言うが、住民説明会も条例や要綱に基づき「周知をはかる」だ。改造問題では申請どおりが基本と言い、一方で鉄道輸送や処理対象のPCB廃棄物がドンドン変わる事を容認するのは2枚舌ではないか。
 答弁:鉄道輸送がトラック輸送に変わっても、PCB処理すべてを否定するまで行かない。
 質問:ヤミ図面による無許可・無届け改造は早急に元の設備に戻させ、再び処理業を申請させることで一件落着を図るのか。
 答弁:設備変更には、法令に基づくそれなりの手続きを踏んでもらう。
 質問:処理計画自体がズサンだ。「計画の周知」との住民説明会、県への『市長意見』に立ち返り、改めて計画の妥当性の検証を求める。前提だった鉄道輸送は完全に破綻。住民周知に足りる裏付け書類があってしかるべきだが、経過を見れぱ許可を取るための方便ではないか。
 答弁:県の審査を経て許可を受けているので、資料の提供を求め検証する考えはない。
 質問:「県が…」「日本車両自らが…」と言うが、半田市の主体性が間われている。ズサンな事業計画や今回の改造問題を見れぱ、「今後、事故ない」とは言い切れない。市長は辞職も含めて責任を取る用意があるのか。
 答弁:日本車両が崇高な目的でやろうというもの。企業の倫理観と法令順守の意識を持ち進めていただきたい。

【06・2・20】
主要設備である過熱器でも無許可図面で設置が判明
PCB処理を考える市民会議が、愛知県と半田市、半田市PCB処理監視委員会の三者に対して申し入れ

 市民会議は、無許可図面によるPCB処理施設建設をおこなった日本車輌(株)の問題で、上記三者に申し入れをおこないました。
 申し入れでは、この間の市民会議の調査によって判明した無許可図面の問題で、愛知県に対し行政処分をおこなうよう申し入れています。
   申入書全文  PDFファイル

【06・2・20】
PCB処理施設に関し、日本共産党が日本車輌(株)に対して申し入れ
 2月20日、日本共産党知多地区委員会と、同党半田市議団は、処理施設のすべての作業の即刻中止と、今回の「別図面作成に至る経過」の全面的解明、データの公表、住民説明会、処理施設の視察の受け入れを求めて申し入れを日本車輌(株)に対して申し入れました。
   申入書全文  PDFファイル

【06・2・16】
 愛知県は、2月15日、日本車輌(株)のPCB処理施設に立ち入り検査。全設備について、許可図面と現状が相違ないかどうか調査して報告するよう求めました。

【06・2・15】
 PCB処理を考える市民会議が、「ヤミ図面」の存在を発見
 県と半田市に立ち入り検査を求める

 市民グループ「PCB処理を考える市民会議」は、日本車輌(株)が設置するPCB処理施設の洗浄設備に関して、県が許可したときとは違う図面をもとに作られていたことを突き止めました。右の写真は、そのことを報道する各紙2月15日付け朝刊。
 洗浄設備は、PCBを高温で分解した後、PCBを入れていたトランスなどの容器を洗浄するためのもの。市民会議は情報公開条例にもとづく請求で書類を分析した結果つきとめたものです。洗浄設備タンクが、日本車輌が県に提出した設置許可申請の図面より、実際につくられたものは大きくつくられています。
 市民会議は、2月14日に県と市にこのことをしめして要請し、それにもとづいて県と半田市は立ち入り検査を近くおこなう予定。
   「PCB処理を考える市民会議」の県と市への要望書 PDFファイル

【06・2・13】
PCB処理施設、県の設置許可取り消し訴訟 3月29日に判決
 日本車両のPCB廃棄物処理施設に対する愛知県の設置許可取り消しを求めて、2004年11月12日に起こした住民訴訟は1月25日に結審し、3月29日に判決が出されることになりました。これまで1年2ヶ月余りにわたって名古屋地裁で審理が続けられてきました。原告側は「本件のPCB廃棄物処理施設は安全性に疑問かおり、科学的に実証されていない」、また「施設の計画変更など適切な住民説明は行われておらず、住民の合意形成が計られていない」等として、愛知県に対し「安全性について充分な審査をせず設置許可を出しだのは違法であり、廃棄物処理法に従い設置許可の取り消しを求める」旨のものでした。
 被告の愛知県は、「本件の処理施設は海外の施設を改良している。実証試験など施設の安全性、運転管理、排水問題など県の審査会議を経ている」等というものでした。また、訴え自体について「ダイオキシン類の最大降下地点は処理施設から460bであり、原告はそれより離れて居住しているから何ら影響はない」等とし、自ら定めた条例や指導要綱の趣旨をも反故にする態度でした。一方、被告である愛知県側証人の成瀬一郎氏(豊橋枝科大学助教授)は、陳述書で「有害なPCB処理は国際的な要請であり、処理施設が必要なのは止むを得ない事実」等とPCB廃棄物をめぐる一般論を述べ、日本車両のPCB処理施設の設置を業者と一体になって施設の建設を推進してきた愛知県の姿勢を合理化していました。
わずかな実験で、大規模施設の安全性は確保できない!
 これらに対し、原告側証人である中川武夫氏(中京大学教授)は、「PCB処理施設について実際の実証試験や実機に近いもので試験をする等、施設の維持管理、ダイオキシン類の処理など理論的にクリアできるという科学的な根拠が必要であり、改良したと言うが1回の実証試験でオーケーでは不充分」。住民の健康についても「人への影響を、明確に一線を引くのは難しい問題。いったん健康被害が起こると回復は出来ないことが非常に多く、健康への影響には慎重にも慎重であるべき」等と述べています。公衆衛生学が専門であり、環境公害関連訴訟に関わった中川氏の証言内容は具体的でした。自らも四日市市のごみ焼却施設の建替えに、RDF(ゴミ固形燃料)導入は是か非かとの委員会委員として、この時「実証が不充分でありRDF導入は時期尚早との判断をしたが、その結果は後の事故が示している」とし、規模を大きくすると本体だけでなく周辺も含めて計算上ではない様々な影響が出てくることは有り得る。規模を大きくしたものを安全だと断定するのは難しい」との考えを示されました。

【06・2・4】
 本稼働を前に、当初の事業計画説明から完全に逸脱していることが判明(ふれあい通信) PDFフィル
  <松本ことみ市議が、12月議会で追及>
 住民説明会で安全・安心を強調した「鉄道輸送」のはずが、現実はすべて「トラック輸送」に。
◎03年6月11日(水)PCB処理を考える市民集会開催  詳細は環境のページに環境のページへ
◎PCB処理施設の危険性についてお知らせする「半田民報」6月号外発行半田民報へ
◎半田市議会の議員全体会議が03年5月13日おこなわれ、「日本車輌鰍oCB処理施設計画の経過と言語の予定」について説明がありました。6月中旬から末にかけて全市4ブロックにわけての説明会が開かれます。これに先駆けて、学習会が予定されています。   集会案内=案内

【05・11・25】
市民に見せな〜い!
「PCB施設試運転計画」情報公開に、日本車輌が拒否文書
 全国で唯一、PCB廃棄物処理の営利事業化に向けて、目本車輛は処理施設の使用前検査をすすめ、PCB油の入っていない電気機器、そしてPCB油を含む機器処理の試運転・処理へとすすむと思われます。
 こうした状況の元で、10月13日に愛知県に対し「PCB廃棄物処理施設の試運転計画書」の公開を求める情報公開請求を、松本議員が行いました。愛知県は「第三者に関する情報が記録されている」旨とし、条例に基づき「第三者に意見を求める必要があるので、公開は11月25日以降」とのことでした。情報公開請求に対する開示期間を定めている、今の県条例ではリアルタイムで情報が受けられず、この問題と改善そのものが必要ですが、何しろ初めての実機運転する設備であり、その関心があるのは当然です。
半田市も、愛知県も「情報公開の対象」・・・、にも関わらず?!
 愛知県に公開を求める一方で、半田市では環境審議会とPCB処理監視委員会は9月に入って頻繁に開催されており、日本車両から半田市に提出されているだろう「試運転計画概要書」を、同様に半田市に対しても10月24日情報公開請求しました。市は条例規定に従い、「試運転計画概要書」が開示されました。
 愛知県への「情報公開請求」の情報開示期日が迫った22日、愛知県知多事務所から「日本車両から情報開示に反対する文書が出されたので、県条例に従いさらに開示が遅れる」旨の連絡でした。機器が正常に動くか等の使用前検査や試運転が行われ、処理事業化がどんどん進められていく下で、申請時にも早急な開示を求めていたものですが、県は「対象の第三者(日本車両)から開示反対の文書が、県としては個人名を除いて、条例に従い2週間後に開示する」とのことです。
日本車両の「情報公開、情報の共有」 とは、どんなもの?
 試運転計画書が半田市に提出され審議が行われている状況の元で、日本車両は市民レベルの情報公開請求に、なぜ反対をするのでしょうか。住民説明会が不足として行われた2003年10月のパネルディスカッションの発言録は、施設建設を強引に押しすすめるための市民をごまかす方便だったのでしょうか。会場で説明した日本車両は「愛知県へ提出した計画書、様々な説明書などの情報はすべて、また私どものノウハウに関することまで、すべてを皆様方に縦覧していただけるよう公開しているつもりです。今後も、日本車両、市民、半田市・愛知県、この三者で情報を共有して、安心できる設備を建設し、運転していきたい」と語っていたのです。施設を作り、処理業を目前にして、理由にもならない反対理由をつけて、「さらに2週間」非開示を示す企業姿勢こそ、改めて問われるのではないでしょうか。
豊田市でPCB事故、区域外にPCBが拡散!
 PCB廃棄物の処理をすすめている国の特殊会社である日本環境安全事業豊田事業所で、「21日午前2時ごろにPCBが混入している洗浄液が200gが漏れた事故が起きる」との新聞記事がありました。
 新聞報道によると、「PCB洗浄液蒸留塔の底にあるポンプの圧力ゲージの取り付け部が破損し洗浄液が漏れた。また、換気口から排出基準の2倍の濃度のPCB排気が確認され、4時間にわたってPCBが排出された可能性がある」というものです。とりわけ、市に連絡があったのは午前9時とあり、事故発生から7時間を経過して連絡をしている現状は見逃せません。徹底した原因究明と再発防止策が求められます。
 この事故から考えることは、国の特殊会社でこの程度ですから、ましてや万が一の事故で操業停止を受ける営利事業では、企業自らが課す厳しい企業姿勢が求められます。

PCB処理施設建設の許可無効求め提訴
【2004年10月29日】
 日本車輌製造のPCB処理施設の建設を県が許可したことに対して、「半田市でのPCB処理を考える市民会議」が県を相手に、廃棄物処理法にもとづく設置許可の無効確認を求める訴訟を名古屋地裁に起こしました。
 同市民会議が調べたところ、日本車輌は2004年8月に県から廃棄物処理法にもとづく施設の設置許可を受けましたが、緑地帯の幅が都市計画法の規定を満たしておらず、また、別に許可を受けた建築基準法にもとづく図面と施設の位置が異なっています。こうしたもとでの設置許可は無効であると主張しているものです。
  <訴状の内容> 

◎04年2月、党市議団がPCB処理施設問題で市長に申し入れ(ふれあい通信参照)
    申し入れ書 PDFファイルです

04年1月17日の説明会で、日本車輌が「住民説明会は打ち切り」を表明
      半田市議団「ふれあい通信」の記事を参照

半田市のPCB処理施設建設に反対する署名
 署名運動にぜひご協力を。下の写真をクリックするとPDFファイルが開きます。プリントしてお使いください。
PCB署名

半田市11号地に日本車輌(株)がPCB処理施設の設置を計画
■日本車輌による市民説明会(半田市内4会場)が終わり、半田市でのPCB処理施設を考える市民会議が市に対して申し入れ
    以下に全文を紹介します。
半田市長 榊原伊三様
2003年6月19日
PCB処理を考える市民会議
  
PCB処理施設計画に関する申入書
 日本車両によるPCB廃棄物の処理施設計画の住民説明会は、昨日までに4回開催されました。しかし、各会場とも一般市民の参加者は100名前後、あるいは少し上回る程度でした。日本車両側の1時間ほどの説明の後、市民からの質疑では、各会場とも「終了の時間が迫っている」等として、質疑が打ち切られてきたところです。
 さらに、今日までの民間企業の信用失墜、例えば雪印乳業による食中毒事件・三菱自動車・日本ハム・東京電力・三井物産・等々の不祥事などから、市民の間では企業活動の信用回復には、ほど遠いことが示されました。ましてや、PCB廃棄物の取り扱いを民間企業が営利目的で行う事に対して、一層の不安や疑問が出されたのは当然であり、今回の住民説明会では「充分に市民に説明し切った」等とは、到底言えるものではありません。
 こうした状況のもと、半田市におかれましてはPCB廃棄物の処理施設計画については市民の暮らしの視点から、下記の事項をすすめていただくよう申し入れるものです。併せて、半田市としての考え方をお示し下さいますよう、よろしくお願い致します。
                    記
1、PCB廃棄物の処理施設計画について、半田市は情報開示等を積極的にはかるととも に、市域の生活環境保全の立場で市民の声に真摯に耳を傾け、市の意見を付す際には市 民の安全や健康を守る立場にたって対処していただくこと。
2.日本車両による住民説明会の内容は、いずれの会場も不充分であり、きめ細かな住民 説明会を改めて開催するよう日本車両に求め、実現していただくこと。
3.建設予定地での10mに及ぶ地盤改良や杭打ちまで施して、半田市域でPCB廃棄物処 理施設を建設しなければならない必然性を明らかにしていただくこと。
4.住民説明会で出された施設建設に関する市民の声を、市の責任で全市民に知らせてい ただくこと。
5. PCB廃棄物処理施設設置許可申請書に対して、愛知県環境部長名で8項目362点に わたる疑義事項が示されましたが、その疑義事項と日本車両の回答について、半田市は どのように受け止めているか、その考えを示していただくこと。   以  上

PCB処理施設の問題で、日本共産党半田市委員会が市民に危険性をお知らせする「半田民報」号外を発行

半田民報

半田民報:6月号外 サムネイル写真です。左のビラの上でクリックを。
戻るには、ブラウザの戻るボタンで。 


◇「半田市でのPCB処理施設を考える市民集会」開催
    
主催:半田市でのPCB処理施設を考える市民会議

  2003年6月11日(水)午後7時より
  半田勤労福祉会館 講堂

   講師:中京大学教授 中川武夫氏
 集会には約200名の市民が参加。中川武夫中京大学教授の講演で、PCBの危険な内容などを学習したあとパネラーの発言と会場からの質問、発言で活発に論議されました。
 この中で、PCBがいかにpg(ピコグラム=1兆分の1グラム)という量で人体と環境に重大な影響を与えるかを、中川教授は「サリン、青酸カリなど問題にならないほどの、人間が作り出した最高の毒性を持つもの」と強調。この重大な問題を、日本車輌が処理の委託をうけて「営利」でおこなうことに重大な疑念が出されました。
 また、県が日本車輌の建設許可申請に対して362項目の疑義事項に対する回答を依頼し、その回答が今年5月21日に県に提出されているが、この内容が、県も日本車輌も、そしてその写しを手にしている半田市も、市民に示すという努力をなんらおこなっていないことも問題とされました。この点について6月市議会で質問した山本博信市議会議員(清風クラブ)は、この県の示した疑義事項に対する日本車輌の回答は、「この点については問題なし」と抽象的に回答するだけで、まともな回答になっていないと紹介しました。
 会場からは、「半田市は『調整役』というが、町内の回覧板でも日本車輌の『安全です』という資料しかまわってこないし、4回やる説明会も結局日本車輌の側の安全宣言をするセレモニーの場、『一応説明した』というアリバイづくりの場でしかない。半田市は、市民の不安の立場に立って問題を解明する姿勢があるのか」という批判もだされました。これにたいしては、松本如美市議会議員(日本共産党)が、「豊田の環境事業団でおこなうものでも操業開始は2006年12月。室蘭の環境事業団の施設は話が出てから2年かけて操業開始の予定、北九州の事業団の場合、100回を越える説明会をおこなう。ところが、半田では、話が出てからわずか1年、今年11月には操業を開始するという計画。しかも説明会はたった4回。私が6月議会で質問したが、『4回の説明会に出てみて、市民の意見や雰囲気をみて必要なら市としてもおこなうことを考えてもいい。』という答弁でした。」と市の姿勢を批判しました。

■日本車両(株)がおこなうPCB処理施設についての『住民説明会』  

地区 説明会日時 説明会場
成岩地区 6月13日(金)
午後6:30〜8:00
中央公民館(雁宿ホール)
半田市雁宿町22−1
乙川地区 6月16日(月)
午後6:30〜8:00
半田市民ホール
半田市浜田町3−8
半田地区 6月17日(火)
午後6:30〜8:00
半田勤労福祉会館
半田市東洋町1−8
亀崎地区 6月18日(水)
午後7:00〜8:30
日本福祉大学(半田キャンパス)
半田市東生見町26


PCP処理施設問題の学習会を開催し、不安と反対の声続出
   2003年5月25日(日) 夜7時半から 
  半田勤労福祉会館 第三会議室

○この「市民懇談会」で「半田市でのPCB処理施設に反対する市民会議」が結成されました。
○世話人は、参加したすべての人がなることで確認されました。
○6月11日に、「市民会議」主催で、中川武夫教授を再びまねき、大きな規模で市民運動にしていくことが話し合われました。
 特に、日本車輌(株)がおこなう「説明会」で不安や疑問を大いに出しあうことが大事だという話になりました。
○同市民会議の次回の日程は、5月30日、午後7時から、半田勤労福祉会館にて。