平成の大合併、知多半島の全経過についての記録    メニュー・新着情報へ戻る戻る

市町合併問題の動きと論議の内容
 合併特例法にもとづく「平成の大合併」はひとまず終了しました。知多半島5市5町では、これまで<5市5町の大合併><知多南部の2市4町合併><阿久比町・半田市合併><美浜町・南知多町合併><知多北部3市1町合併>と連続して破談・破綻し、知多半島での合併はゼロです。
 以下は、これまでのとりくみの様子の全経過を示す資料です。
知多北部合併(東海市、知多市、大府市、東浦町)
【06・4・22】 ◆知多北部合併、大府市議会3月議会で否決 大府かわら版
 一面 PDF
【06・4・8】 ◆知多北部任意合併協議会が解散、知多半島の「合併」ゼロ 東浦議員団報 PDF
【06・3・31】 ◆大府市議会本会議、法定合併協議会設置を否決 大府かわら版
【06・3・30】 ◆大府市議会、総務委員会で合併協議会設置を否決 大府かわら版
【06・3・29】 ◆大府市議会が法定協設置否決。東浦町は可決。 東浦議員団報 PDF
【06・3・29】 ◆東浦町議会における法定合併協設置反対の討論 広瀬町議の討論 PDF
【06・3・14】 ◆合併が前提の「法定協議会」反対 東浦民報号外 PDF
【06・3・9】 ◆法定合併協設置規約と補正予算が各市町議会に提案。東浦町、広瀬町議などの東浦議会での質疑 東浦議員団報 PDF
【06・3・5】 ◆知多北部合併についての党大府市委員会の見解 おはよう大府
 一面  二面  PDF
【06・3・5】 ◆知多北部合併についての党東海市委員会の見解 東海民報 PDF
【06・2・20】 ◆アンケートの結果からも、住民の意識から離れた合併 東海民報 PDF
【06・2・10】 ◆2月16日、任意協議会で法定協設置を決定か 東浦議員団報 PDF
【06・2・3】 ◆知多北部合併、住民意識調査の結果をどう見るか 東浦議員団報 PDF
【06・1・28】 ◆法定協議会設置の是非を問うアンケートの結果 任意協資料転載 pdf
【05・12・22】 ◆合併協議に関する住民意識調査の回収率は60・1% 東浦議員団報  PDF
【05・11・18】 ◆法定合併協議会への移行は合併への道
◆加藤市政2期目にあたり市民要望申し入れ(つなぐ会)
知多民報
 一面  二面  PDF
【05・11・14】 ◆法定合併協議会への移行『反対』を呼びかけます おはよう大府  PDF
【05・11・10】 ◆市民不在の法定協議会移行は反対です
  「3市1町の財政は10年間は大丈夫」と市長
東海民報 
  11月号外  PDF
【05・11・8】 ◆協議継続は合併への道。法定協設置は住民投票で 東浦民報 一面 PDF
【05・8・6】 ◆05年6月議会で北原市議が質問 北原市議の質問 pdf
【05・7・27】 ◆バラ色に描く新市都市ビジョン案
 タウンミーティング=疑問点を出しあいましょう
 ビジョン案の突きどころはどこか
東浦民報
 一面 二面 PDF
【05・7・22】 ◆「大府合併問題を考える市民の会」が市民アンケート実施
    『合併の必要なし』=71%に。
◆そこが知りたい=合併のメリット・デメリット
   タウンミーティングであきらかになったこと。
大府合併問題を考える市民の会のチラシ
 一面 二面 PDF
【05・6・30】 ◆大府・東海・知多・東浦の合併には疑問点がいっぱい。
ほんとうでしょうか「10年間で投資余力357億円」
◆合併で、どうなる市民生活・・・ここがポイント
大府合併問題を考える市民の会チラシ
 一面 二面  PDF
【05・6・30】 ◆7・8月タウンミーティング=新市都市ビジョン案の疑問点を出しあいましょう。 東浦町会議員団報
   PDF
【05・6・30】 ◆東浦町:財政力は単独で自立、十分できる 東浦民報05年6月
【05・4・14】 ◆任意合併協議会、合併効果を過大に描く
  投資余力のごまかし
東浦民報05年4月
    PDF
【05・4・14】 ◆東海市長選予定候補、平田哲彦氏が任意協議会解散を求める。自立し輝くまちづくりをすすめる政策を発表。 あたたかい会のチラシ 一面 二面 PDF
【05・2・20】 ◆市町合併を問う(6)、名ばかりの「住民参加」 東浦民報05年2月
     PDFファイル
【04・12・28】 ◆知多北部任意合併協議会への申し入れ  PDFファイル
【04・10・23】 ◆合併を考える講演と意見交流会に160人参加
【04・9・26】 ◆知多市議会9月議会での質問
【04・9・23】 ◆東浦9月議会での質問  PDFファイル
【04・9・15】 ◆10月23日、合併を考える講演と意見交流会が開催されます 案内 PDFファイル
【04・9・14】 ◆東海市議会9月議会での合併問題質問 東海市議会質問
【04・9・2】 ◆兵庫県南光町と福崎町の視察=小さくてもキラリと光る自治体 東浦団報 PDF
【04・7・27】 ◆合併協議会への助役の参加は疑問 東海市6月議会
虫明しんじ市議質問
半田市・阿久比町合併
【05・1・18】 ◆半田市との合併協議会設置、大差で否決
  日本共産党が町づくりの提案を発表
あぐい民報1月号
     PDFファイル
【04・12・28】 ◆阿久比町での「合併協議会設置を問う住民投票」。「反対」が大差で「賛成」をうわまわる。
【04・12・25】 ◆「合併賛成」を主張するチラシの大きな間違い やさしい町政12月号外
PDFファイル
【04・12・17】 ◆12月26日住民投票へ、16日町選管が告示
 合併協議会は「合併をするための協議をおこなう場」です。よりきびしい財政状況の半田市と合併して「財政危機」が解決するか。財政効果の大半は半田市の大型開発へ。阿久比町は自立した町運営は可能です。
あぐい民報12月号
 一面  二面
      PDFファイル
【04・12・7】 ◆12月26日、合併協議会設置の住民投票
 はさしい町政の会が「反対と書いて投票を」とアピール
やさしい町政12月号
PDFファイル
【04・11・8】 ◆阿久比町で、「法定合併協議会設置の是非を問う住民投票」がおこなわれることに。やさしい町政の会が「合併協議会設置に反対」をとアピール やさしい町政の会ビラ
PDFファイル
【04・10・19】 ◆「日本共産党は半田市との合併も、半田市・阿久比町合併協議会設置にも反対です」阿久比町の合併推進グループの3つの間違いについて 阿久比町議団ニュース
  PDFファイル
【04・9・27】 ◆「人にやさしい阿久比町政の会」が、『半田市との合併反対』の声明を「やさしい町政:04年10月号」に発表 やさしい町政
一面 二面 PDF
【04・9・2】 ◆阿久比町議会:合併協設置を否決
  半田との合併は町民のためになるか
あぐい民報04年9月
 一面 二面 PDF
【04・9・2】 ◆阿久比町と合併? 不透明です!新市合併像 半田市「ふれあい通信」 一面 二面 PDF
【04・9・2】 ◆8月阿久比町臨時議会での、杉野あきら町議の質問  PDFファイル
【04・9・2】 ◆8月阿久比町臨時議会での、枡内みとこ町議の質問  PDFファイル
【04・9・2】 ◆8月半田市臨時議会での、松本ことみ市議の質問  PDFファイル
【04・8・5】 ◆半田市「市町合併問題を考える会」の市民集会
【04・7・29】 ◆「2市4町」合併がダメなら、「1市1町」合併?
    「まちづくりビジョン」が問われます!
半田市「ふれあい通信」一面
【04・7・27】 ◆「住民請求」にもとづき、8月後半に阿久比町臨時議会開会
◆「国が決めたから推進」でなく、町民こそ主人公で考えよう。
◆「合併特例債」があるうちに合併すべきか?
◆地方交付税は減らされるの?
◆阿久比町と半田市の行政比較=財政力、公債比率、基金と借金、半田市では大型公共事業が目白押し
◆「対等合併」を強調するけれど、編入合併もあり得る
あぐい民報8月号
二面
南知多町・美浜町合併
【05・3・8】 ◆「住民にツケが回るよ」森下町長重大発言。
◆合併賛成派の議員から議員定数削減の動き
南知多民報 No167
【05・2・24】 ◆「南知多を考える会」がチラシを発行
 ◎財政ピンチと言いながら、より財政ピンチになる数字を提示
 ◎住民投票の投票率50%以上を実現しよう
 ◎山海小学校廃校
 ◎都市計画税は理解できない
南知多を考える会
会報:No2
  一面  二面
          PDF
【05・2・23】 ◆広報「みはま」の「187億円の財政支援」は間違い=修正版の再発行を要請・・・日本共産党美浜町議団
◆愛知県下最低の福祉水準・・・こんな美浜に誰がした
 ハコモノづくりの合併では、いっそう困難に。
◆合併しない方が、ムリのない財政運営
  なぜこれらのデータを隠すのか
◆「南セントレア市」決定取消し・・・見事に発揮された美浜町民の良識
美浜民報No144
合併問題大特集
  一面  二面
  三面  四面
      PDF
【05・2・20】 ◆合併したら二度ともとに戻れません。やり直しのためにも「反対」に○を。町長はどちらを向いているのか。
◆都合の悪いことは言わず、あとは白紙委任
南知多民報05年2月
No166
  一面 二面 PDF
【05・2・19】 ◆法定合併協議会:森下副会長(南知多町長)が、住民の要望書を「受け取れません」と受取拒否 南知多読者ニュース
 05・2・20号 PDF
【05・2・17】 ◆日本共産党議員団の「住民投票と新市名称アンケートを同時におこなうことについて」の申し入れに対する愛知県の回答  回答書 PDF
【05・2・15】 ◆美浜住民投票推進の会が、法定合併協正副会長と合併協一部委員が「合併を進める会」から退会することを求め申し入れ  申入書 PDF
【05・2・15】 ◆美浜民報合併大特集
◎住民投票と同日実施は不当
◎合併すればいっそう困難に
◎水道料金は合併後に値上げ
◎本当にピンチなのは、美浜の方ではないのか?
美浜民報No143
 一面 二面
 三面 四面  PDF
【05・2・14】 ◆南知多を考える会の会報No1発行
 「住民不在の合併に反対」=会の声明と申し入れ
 美浜・南知多合併の大きな疑問
南知多を考える会
会報:No1
 一面 二面 PDF
【05・2・14】 ◆日本共産党の美浜町と南知多町の議員団が合併協議会に「会長・副会長の辞任と合併協議会の解散」を求めて申し入れ  申入書 PDF
【05・2・14】 ◆「南知多を考える会」が合併協議会に「協議を白紙に戻す申し入れ」  申入書 PDF
【05・2・14】 ◆日本共産党の美浜町と南知多町の議員団が、愛知県選挙管理委員会に「住民投票」と「新市名称アンケート」を同時におこなうことについて申し入れ  申入書 PDF
【05・2・7】 ◆新市の名称「南セントレア市」=美浜町長が重大発言
◆ご都合主義の「広報みなみちた」=財政ピンチと不安あおるが、事実は・・・
南知多民報05年2月
No165
 一面  二面 PDF
【05・1・31】 ◆南知多・美浜合併3つの大問題
◆新市名称「南セントレア市」に決定。公募はいったいなんだったの??
◆財政問題、合併すればいっそう困難に。
南知多民報05年2月
No164
 一面  二面 PDF
【05・1・27】 ◆「土下座外交だもんなー」(元町職員)
◆交付税とはどんなものか
南知多読者ニュース
05・1・30号 PDF
【05・1・21】 ◆南知多町との合併の是非を問う住民投票は2月27日に。
 水道料金は据え置き? 合併後すぐに値上げ!
美浜民報 PDF
【05・1・16】 ◆美浜町との合併の是非を問う住民投票は2月27日に。
 「反対に○」をつけましょう。
南知多民報No163
 一面  二面 PDF
【05・1・6】 ◆美浜町臨時議会開会へ。住民投票条例が論議される。 美浜町政だより
【05・1・6】 ◆南知多町議会12月議会での渡辺議員の質問 議会質問、南知多
【04・12・25】 ◆町民の声が届いた! 住民投票条例が成立
  美浜・南知多法定合併協議会設置も決まる
南知多読者ニュース
04・12・26号
 PDF
【04・12・24】 ◆合併特例債で新たな負担31億1400万円
◆これで合併か! 新市の財政計画は「数字を合わせた」
南知多民報No162
 一面  二面
【04・12・24】 ◆住民説明会資料の問題点(新市の財政計画など) 南知多読者ニュース
【04・12・17】 ◆美浜町・南知多町の合併の是非を住民投票に問う条例制定請求の署名が、美浜町で6105名集まり、本請求へ 町政だより
【04・12・7】 ◆南知多町長、重要6項目は「条件」と迫られ、次々譲歩 南知多民報 一面 二面
【04・11・25】 ◆美浜町で「合併の是非を問う住民投票条例」求める署名が、有権者の37%にあたる7035筆集まる。 町政だより(PDF)
【04・11・25】 ◆南知多町長が、篠島の報告会で市長選出馬を表明 南知多読者ニュース
【04・11・25】 ◆南知多町で、「合併の是非を問う住民投票条例」求める署名が2299筆集まる。 南知多読者ニュース
【04・11・21】 ◆南知多町長、合併報告会で町民を大声で威圧 南知多読者ニュース
【04・10・29】 ◆南知多民報9月定例議会報告より 南知多民報9月議会
【04・10・20】 ◆教えて下さい、なぜ合併なの! 負担ばかり増える合併はごめんです。9月定例議会での共産党議員の質問。 美浜民報10月号
 一面 二面(PDF)
【04・10・18】 ◆南知多民報10月号
<ちょっと待った合併推進・庁舎は美浜町に任意協議会が決める> <合併が決まったわけではありません>
南知多民報10月号
 一面 二面 (PDF)
【04・10・18】 ◆美浜町で、住民有志が「合併の是非を問う住民投票条例」制定を求める運動を開始 住民投票すすめる会のチラシ (PDF)
【04・10・13】 ◆美浜・南知多合併第三回任意協議会で、美浜役場が新庁舎に決定される 南知多読者ニュース
 (PDFファイルです)
【04・10・13】 ◆南知多町で、住民有志が「合併の是非を問う住民投票条例」制定を求める運動を開始 住民投票すすめる会の
チラシ  一面 二面
【04・9・21】 ◆南知多町議会9月定例会での合併問題質疑 南知多読者ニュース
【04・9・13】 ◆異議あり!「先に合併ありき」のスケジュール
◆合併は、住民投票で是非を問え!
美浜民報9月号
 一面 二面 PDF
【04・9・8】 ◆南知多町議会9月定例会での、渡辺町議の一般質問  PDFファイル
【04・9・8】 ◆美浜町議会9月定例会での、合併に関する各会派の一般質問  PDFファイル
【04・9・7】 ◆住民置き去りの合併推進は許せません
◆南知多町は、自立してやっていく条件は充分あります
南知多民報9月
一面 二面 PDF
【04・9・2】 ◆なぜ、いま合併が必要なのか!
   8月1日、美浜町・南知多町任意合併協議会設立
   鈴木美代子町議の6月定例議会での質問
美浜民報
 一面 二面 PDF
【04・9・2】 ◆美浜町・南知多町任意合併協議会第二回会合 南知多読者ニュース
【04・9・2】 ◆美浜町・南知多町任意合併協、第一回会合
 国のマニュアルでも22ヶ月を予定しているのに、8ヶ月で決める計画は許せません。
南知多読者ニュース
【04・7・27】 ◆両町合併検討会まとめの重要事項=南知多町民の住民サービスの切り下げを列挙。
◆合併特例債対象事業総額は151億1千万円
収支差し引き、56億2千万円の借金に
南知多民報7月号


市町合併問題、各市町の議会でのおもな質疑
各市町の民報での報道など
 知多半島の市町合併は、北部の3市1町(東海市、大府市、知多市、東浦町)と、南部の2市4町(半田市、常滑市、阿久比町、武豊町、美浜町、南知多町)の二つで合併研究会がもたれています。
 そのうち、北部合併については、04年1月9日に任意合併協議会がたちあげられました。
 これらをめぐって各市町の議会で日本共産党地方議員団が質問をしていますので、紹介します。また、各市町の民報などでの報道も紹介します。
半田市・阿久比町合併問題(あぐい民報) 「あぐい民報」04年8月号2面
南知多町議会、合併問題6月議会の質疑
合併特例債事業で56億2千万円の借金
南知多民報04年7月号
南知多町6月議会で美浜町との合併問題質疑 南知多読者だよりへ 
東浦町6月議会の質疑 東浦団報04・6・18号 
南知多町と美浜町の合併研究会 南知多読者ニュースへ 
知多北部合併について、東浦団報で見解を紹介 東浦団報のコーナーへ 
半田市と武豊町の3月議会での質問と答弁 議会質問のページへ 
大府民報3月号外、4月号外で合併問題掲載 大府市議団のページへ 
知多民報3月号外で合併問題を掲載 知多民報04年3月号 一面 二面 
東浦町議会での質問と答弁のおもな内容 東浦町議団報のコーナーへ
武豊町議会での質問と答弁のおもな内容 武豊町 梶田稔町議の質問PDFファイル
半田市議会での質問と答弁のおもな内容 半田市 ませかずこ市議の質問
美浜町議会での質問要旨 美浜町 中野町議の質問通告より
北部合併、任意協議会発足について 東浦団報のコーナーへ
知多市議会での質問と答弁のおもな内容 知多市 北原市議の質問
南知多町議会での質問と答弁のおもな内容 南知多民報04年1月号
東浦民報2月号で合併問題を特集 東浦民報04年2月号 一面 二面 
知多民報2月号で合併問題を特集 知多民報04年2月号 二面 


合併を考える講演と意見交流会おこなわれる
【主催】3市1町(大府市、東海市、知多市、東浦町)合併問題を考える地域連絡会
<2004年10月23日:午後2時より、東海市しあわせ村>

 知多北部3市1町の合併問題に関し、各市町でつくられている「合併を考える会」が合同で集会をおこない160人が参加しました。
 集会の初めに、主催者のあいさつがありました。(左の写真)
 写真の左から
 ◎東海市合併を考える会 品川禮佑氏
 ◎合併問題を考える知多市民の会 古田 明氏
 ◎大府合併問題を考える市民の会 早川正容氏
 ◎市町合併を考える東浦町民の会 深谷 巌氏

 講演は下記の3氏がおこない、そのあと参加者から質問・意見が出されました。

山田 公平
名古屋大学名誉教授
専門:地方自治体論
東海自治体問題研究所
           理事
林 信敏
前愛知県議会議員
市町村合併を考える愛知
県民ネットワーク世話人
日本共産党愛知県
       自治体部長
江端 正雄
知多北部任意合併協議
会事務局長

■山田公平氏は、「今なぜ合併か=住民自治の立場から」のテーマで1時間近く講演をおこないました。
■林 信敏氏は、以下のレジメの内容で講演をおこないました。

              合併問題を考える
            <わがまちを考えるチャンス>
(1)知多北部任意合併協議会の動き
 「都市ビジョン案」をまとめ、05年7月にタウンミーティング、IO月に住民意識調査。06年3月までに法定協議会に移行するかどうかを判断。
(2)住民が主権者としてわがまちを考えるチャンス
  「平成大合併」は上から仕掛けられた合併の動きだが、住民がわがまちを考えるチャンス。「国の行政改革だから避けて通れない」「合併は上からのお達しだ」・‥これでぱ地方自治なじである。「財政がきぴしい。単独での自立は困難j・・自立計画もしめさず、政府の地方財政切り捨てともたたかわず、自治体と住民に対して無責任。
 地方自治・住民自治と住民生活の視点で自主的に合併問題を考えるチャンス。
            <合併問題を検討する基準>
(1)任意協の「都市ビジョン案」と私たちの「まちづくり提案」
 任意協議会ば先に合併の結論ありきの「都市ビジョン案」。法定協議会になれば新市建設計画案に。住民運動は合併を前提とせず、住民生活の実態と要求の視点で考える。
(2)住民生活の実態と要求の視点で考える基準
@住民の暮らし、住民サービズ、住民負担はどうなるか、住民の利便性はどうなるか
  「合併押しつけ」は「地方行革」とセット。「住民サービスは高い方に、負担は低い方に」は絵に描いた餅に。住民向け公共サービス縮減・住民負担増に注意。
A住民の声や実情が行政や議会によりよく反映されるかどうか
 合併後の地域自治組織とは(「合併特例区」=設置期間5年以内、権限限定。地域自治区・地域協議会=事務分掌、諮問機関)。
 議会の大事な役割を考える(地方自治体の意思決定機関=条例制定、予算議決、決算認定など議決権、執行機関にたいする批判監督権など)。
B自治体財政はどうなるか
 「知多北部の3市1町の財政力は比較的豊か」「この地域は普通交付税の恩恵がきわめて少ない地域なので、財政優遇措置を目的とした急いだ議論は適さない」(『3市1町基礎資料』より)。「余力のあるうちに合併を」のほんとうのねらいは中心市街地再開発、「新産業」誘致、大型施設建設など大型開発への重点的投資。市役所など公共施設の浪費(大府市役所72億円)。
C地域の将来、まちづくり、地域経済はどうなるか
知多北部3市1町は名古屋南部臨海工業地帯を形成する東海市・知多市と、大府市・東浦町では地域特性が異なるのでは。
  「都市ビジョン案」(新市建設計画案)は、国の総合開発計画、県の地方計画(上位計画)にそった位置づけ、各地の総合計画・実施計画の「寄せ集め」の傾向が強い。
D新合併特例法のもとでの合併、中核市問題                
 2006年4月からは新合併特例法が適用される。「中核市」の権限について。
            <愛知の合併をめぐる状況>
 愛知県内の市町村合併をめぐる状況の特徴について。
(1)「一路合併」でなく流動的な状況
 第1の特徴は、合併へまっしぐらではなく、非常に流動的な状況だということ。「どうせ合併へ持って行かれるなら、特例措置のある今のうちに」と合併への動きは強まっている。私たちの自覚的な運動が弱いと合併協議が事務的にどんどんすすんでいく。 9 月定例議会で、一宮市・尾西市・木曽川町の合併と、海部西部2町2村の合併が議決された。
 他方では、住民の意向や地域独自の将来展望を無視する合併の押しつけの矛盾は大きく、各地で合併協議がご破算になっている。海部南部の蟹江町・弥富町・十四山村の法定合併協議会が解散。北設楽郡の東栄町・豊根村・富山村の任意合併協議会が解散になった。
  「押しつけ合併反対。まちのあり方は住民が決める」という点で一致し、日本共産党や保守議員をふくめた共同の取り組みが各地で広がっている。
 合併の押しつけで地方自治を破壊する流れと、地方自治・住民自治、地域を守る流れとが激しく競り合っている状況にある。
(2)大義もビジョンもない合併押しつけ
 第2の特徴は、合併推進側には、合併の大義も財政の見通しやまちづくりの将来ビジョンもないことがますますはっきりしてきたこと。これまでの合併協議がご破算になると、なぜ失敗したのか検証も反省もしない、「3町村合併ハタンの原因は多くは語らない約束」と問題点に目をつむって次の合併の相手を探す。こういう責任回避のご都合主義がますますひどい。住民投票も拒否し、行政主導で事務的に協議・合意をすすめていく状態になっている。
 こうした住民置き去りの合併協議は、相手の強さではなく、矛盾と弱さのあらわれ。私たちは、住民の視点から合併の問題点を明らかにし、住民との対話を広げていくことがますます重要になっている。
(3)前進する住民自治の運動
 第3の特徴は、「わが町のあり方は住民が決める」。住民自治の思想と運動は着実に前進していること。合併の是非を問う住民投票は、豊川市と宝飯郡の一宮町、御津町、小坂井町、音羽町、尾西市、祖父江町、渥美町、木曽川町で実現した。合併特例法は、合併の賛否を問う住民投票の実施を規定していない。投票の結果は、賛成多数であったにしても、住民に合併の是非を判断する機会を保障した意義は大きい。
  「住民が主人公」の流れが県内各地で着実に成長している。住民が合併の賛否を判断する前提として住民への情報提供と住民討論が必要。私たちは住民投票の実施など住民意思の尊重を主張しつつ、情報提供と住民討議に力を入れる必要がある。
■林 信敏氏の講演の大要を紹介します。
   林 信敏氏の講演大要  PDFファイルです

■江端 正雄氏は、知多北部任意合併協議会の協議スケジュールにもとづいて説明しました。
     知多北部任意合併協議会の協議スケジュール   PDFファイルです













市町合併を考える東浦町民の会 勉強会パート2

3市1町の任意合併協が1月9日スタート
私たちの「まちづくり」はどうなる、どう考える

 3市1町の任意合併協議会の内容と今後の方向、国の第27次答申などについて、町の企画課長さんにお出かけいただき、『出前講座』を企画しました。
 今年は、合併の正念場。大事な年となることと思います。質問の時間もたっぷりあります。ぜひ皆さんご参集くださいますようご案内します。

 2004年2月6日(金)午後7時30分より

 緒川公民館 2階講義室

【講師】 東浦町企画課長 荻須 英夫氏


   主催:市町合併を考える東浦町民の会 代表=深谷 巌
         <連絡先> 緒川字屋敷3区148 岩田光由 рW3−3528

合併問題を考える知多市民の会の作成したチラシを紹介します【03年9月】

市町合併を考える東浦町民の会」結成される
 03年9月21日、東浦町で合併を考える会の結成総会がおこなわれ、50人の町民が参加しました。
 同総会で、東海自治体問題研究所事務局長の岩月嘉宏氏が1時間半講演(右の写真)しました。
 その後、合併を考える会の発足が確認され、代表に深谷巌氏、事務局に岩田光由氏が選ばれました。
【岩月嘉宏氏の講演の概要】
 合併問題について、推進派と慎重派があるが、慎重派の視点で話したい。
◆市町村合併を考えるには、地方自治法第2条に照らして考えることが大事
   ◎住民の福祉の増進と効率性の追求
   ◎組織および運営の合理化と規模の適正化
        憲法内8章に照らして考える
   ◎自治体に関することは、その自治体を構成する住民の責任砥石によって決定する。
◆なぜいま市町村合併か(推進派の説明に対して)
@少子高齢化が進んでいる?
  都市化するほど子どもは育てにくく、高齢者も住みにくい。
A市町村の役割が変わっている?
  見かけ上財政規模が大きくなったところは隅々のまちづくりに努力しなくなる。
B日常の行動範囲が広がっている?
  車を運転できる人や健康な人だけの行動半径が広がっている。その他にとって市役所が遠くなるのは大問題。
C厳しい財政状況への対応が必要になる?
  国・地方の700兆円の借金は、市町村が合併したぐらいで返せる額ではない。借金の原因を不問にしていて、地方の住民に連帯責任を負わされていいのか。
D日常社会生活圏に応じた行政サービスの提供ができる?
  類似の施設を統合して、別の所に大きな施設を作ることがほんとに便利か。
E行政サービスの向上が期待できる?
  専門性の高い職員を自前で配置して、高い給与を払うより、県の職員を活用すれば。
F効果的な財政運営が可能になる?
  財政に占める首長や議員の人件費の額は、1〜2%程度で、これを節約する効果と、首長や議員がいなくなって、声が届きにくくなった損害とどちらが大きいか。
G国からの財政支援がある?
  特例で借金ができることで、借金が増え、あとで財政が厳しくなることに。特に、合併で不交付団体になれば、国の支援はないということに。
 これらのことをよく検討した上で、合併問題は慎重に決めていくべきものと締めくくりました。

【合併を考える東浦町民の会の作成したチラシの二面に掲載されている一問一答を紹介します】






【知多半島南部2市4町合併構想の動きについて、日本共産党の見解を紹介します】
     ここをくりっくしてください (PDFファイルです)


今、なぜ市町村合併か?
合併問題を考えるシンポジウムを開催

 ◆02年7月28日(日) 午後2時〜 ◆会場:住吉福祉文化会館(半田市)
 ◆主催:日本共産党知多地方議員団

◇基調報告
  渡名喜 庸安 愛知学泉大学教授
◇パネリスト
 ◎「最近の市町村合併をめぐる動向について」
  愛知県知多事務所行政企画課主任主査
                平野 徹 氏
 ◎「押しつけ合併と日本共産党の立場」
  日本共産党  瀬古由起子衆議院議員
 ◎「『農協合併』、その後」
  JAあいち知多農協総務部審議役
                久米 三男 氏

 シンポジウムには180人が参加し、半田市助役や自治体職員、各議会の議員も参加されました。
 渡名喜氏は、国の進める市町村合併のねらいが、▽国の行政のスリム化をはかり、国民生活については責任と負担を市町村に転嫁すること▽すでに省庁再編で現れてきている国の地方ブロック機関を、下支えする「効率的な地方行政体制」づくりにあると強調しました。
 瀬古氏も、合併推進のねらいが、道州制、交付税制度の抜本改悪など、財界の望む地方制度づくりにあると指摘。住民の声が行政に届きやすいか、福祉など行政のサービス低下がないかなど、住民の目線で問題をとらえる必要性を訴えました。
 参加した市民からは、「行政の規模が大きくなると住民の意見が反映されにくくなるのでは」「行政が広域になっても『地域審議会』がつくられるので、住民の声が通ると言うが、審議会はどういう機能、メンバーでやるのか」「法で、合併の入り口にあたる合併協議会設置のための住民投票は可能としているが、合併の可否を決める出口には住民がどう関われるのか」など、押しつけ合併への強い疑問もだされました。

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