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ワシントンポスト IOC批判 (赤旗7月11日)

 ワシントンポスト 「不安な五輪」との見出しで、コラムニスト、サリージェンキンス氏の記事を掲載し、「安全安心」な五輪開催をうたう国際オリンピック委員会(IOC)を痛烈に批判しています。

 記事は、新型コロナウイルスの感染拡大など、深刻な事態に陥った場合でもIOCが法的な責任を問われない仕組みを告発しています。

「自らのリスクと責任大会参加に同意します」との同意書への署名をIOCが選手に求めていることをあげ、新型コロナウイルスや猛暑などで障害を負ったり、死亡したりしても、選手の「自己責任」となりIOCは永久に責任を免れると警告。「地球規模のパンデミックと日本での緊急事態宣言化での夏季五輪開催が変異株のスーパー拡散イベントになるのが心配なら、恐るべき同意書を見ないことが最善だ」と皮肉をこめて指摘しました。

 さらに、「どのくらいの危険なのかは、参加者が母国に帰るまでは分からない。そこではワクチン接種が進まず医療システムが崩壊寸前かもしれない。とくに日本国民がどうなるのかは、しばらくは分からない」として、全世界が危険にさらされる可能性を指摘しています。

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