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 五輪より命の1票 共産党に 

 ウガンダは3ヶ月間で新規感染者の数が2800%も増加。酸素を入手できるかが生死を分ける。人口250万人のナミビアはアフリカで最も高い死亡率と記録。毎日千人以上が感染し、30人が死亡している。

 これはサハラ以南のアフリカにおける新型コロナウイルスの最近の状況を、ユニセフが伝えたものです。より感染力の強い変異種がひろがるなか、前回の波を上回る感染増になるという警告も。

 いまだにコロナ猛威の渦中にあるアフリカ。ワクチン接種の割合も世界全体のわずか1.5%です。アジアの状況も深刻です。アジアの状況も深刻です。インドネシアでは感染急増で医療機関が逼迫し、現地でくらす日本人も入院を待つ事態だといいます。

 まだワクチンは多くの国や地域で普及せず、世界は混迷のさなかに。そんなとき開幕まで3週間を切った東京五輪。何万人もの人々が押し寄せる祭典は確実に感染リスクを招きます。たとえ無観客にしても、人の流れや集まりは止められません。

 日常の営みを縛って国民を苦しませながら、感染拡大につながる五輪開催を強行する不条理。波が高まれば重症者も亡くなる人も増え、またも医療や保健の現場は戦場に。国内外に危うさを振りまき、本来の目的である平和貢献に逆行してまで何を発信しようというのか。

 感染が再び拡大する東京で争われている都議選は、政治の根本姿勢が問われる選挙、争点ははっきりと。日本共産党への一票は、道理を通し命を守るための一票です。

(赤旗潮流より)

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